＠初台 新国立劇場 中劇場(2008/12/3-23 22ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指定 S席7350円 A席5250円 B席3150円 Z席1500円 *Ａ席は舞台上仮設座席
脚本：ピエール・コルネイユ 翻訳：伊藤洋 演出：鵜山仁
作：ピエール･コルネイユ 美術：島次郎 照明：勝柴次朗 音響：上田好生
衣裳：太田雅公 ヘアメイク：佐藤裕子 アクション：渥美博 舞台監督：北条孝
芸術監督：鵜山仁 主催：新国立劇場
出演：
段田安則 ：アルカンド（魔術師）、マタモール（ほら吹き隊長、イザベルに恋）
堤真一 ：クランドール（隊長の従者、イザベルの恋人）
金内喜久夫：プリダマン（クランドールの父）
秋山菜津子：イザベル（ジェロントの娘）
磯部勉 ：ドラント（プリダマンの友人）、ジェロント（イザベルの父）
坂田聡 ：アドラスト（イザベルに恋する貴族）、ポルドーの牢番
高田聖子 ：リーズ（イザベルの侍女）
田島令子 ：ロジーヌ（イギリスの大公妃、フロリラムの妻）
川辺邦弘 ：アドラストの召使、フロリラムの召使
松角洋平 ：エラスト、アドラストの召使、フロリラムの召使
窪田壮史 ：アドラストの召使、フロリラムの召使
三原秀俊 ：アドラストの召使、フロリラムの召使
眞中幸子 ：隊長の小姓
2008/12/7(日)快晴 1:06-3:15PM(2'06)正面中央最前方 客席ほぼ満席(900？人)
客層：大人よりに幅広く、女性7,8割。
客入れ：センターステージ ロビー側11列、通常舞台側10列。いつもより舞台が近い
のがうれしいところ。折り込みチラシ 希望者持ち帰り式。物販。パンフ B5 33
ページ 800円。読み物盛りだくさん。カーテンコール2回3分。
17世紀フランス作品。近年見直しが行われている作家とか。
舞台。巨大な中劇場空間の真ん中に黒い円形舞台、とこぶのような小舞台。床に
水たまりにみえる光沢板や大きめの石が点在。下手に椅子とか。
お話。行方不明の息子を訪ね歩く父親。魔術師は息子の半生を再現してみせ。息子の
悲劇的な運命に父親は絶望するが。
VIVA！演劇なお芝居。演劇が役者達が好きでよかったです、と素直に思えてしまう
魅力あふれ、ニコニコねこ。舞台＜父親＜観客なメタ構造。シンプルに開示すること
で、演じられる人生と演劇そのものの魅力を、客観的かつ共感できるものとし。
なんか2度美味しいていうの、そんな面白さあり。突然現れたり、消えたり、わく
わくする魔法演出も相乗。
なによりは、役者達のチャーミングな演技。口跡の良い人達ばかりが朗朗と交わし
合う、台詞合戦の快感と面白さ。段田×堤のコミカル、秋山と高田を巡る恋の込み
入り万歳天国が楽しいねこ。
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