＠池袋 東京芸術劇場 中ホール(2009/3/7-8 3ステージ)
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全指定 一般 S席4500円 A席3500円 学生3000円 高校生以下1000円
演出・振付・デザイン：天児牛大 演出助手：蝉丸 音楽制作：吉川洋一郎
舞台監督：中原和彦 大道具：安部田保彦、三津久、伊藤新
照明：鈴木悟 音響：相川晶、宮崎淳子 衣裳：飯塚昌代
制作：緒形彰ほか 主催：フェスティバル／トーキョー
舞踏手：
竹内晶、市原昭仁、長谷川一郎、松岡大、浅井信好、土肥圭史
2009/3/8(日)曇 6:05-7:41PM(1'33)1F最前方 客席7割(500人)
客層：大人よりの老若男女。男女半々。
客入れ：後方サイドと2階席に空席あり。Ａ席撤去、飛びものあるから？。
折り込みチラシそれなり。チラシ置き場をおいてほしいねこ。パンフ A4 3ページ
詩文挨拶、配役、スタッフ。 物販。関連DVDなど。カーテンコール2回3分。
78年天児牛大ソロ作品として初演。2005年複数のダンサー版として再構築して、
東京初演。今回はその再演。
舞台。正面、上下袖2層に戸板、一面にマグロの尾っぽ。下手、中空に赤丸。
床に砂かと思ったら米粒の積。正面、戸板の向こうに青空が覗き。
構成。1 半ズボン、国民服に着帽の少年。サイレン。口に砂をかき込む。揺らめい
て突然、卒倒。揺らぎながら歩行、舞台中央で後ろ向き。
2 生きた孔雀をかかえた白塗り、腰に巻き布青年。片足をくねくね、高く上げなが
らゆっくり歩行。リズムはタンゴ。セミの音、孔雀を放つ。
3 白塗りの4人、簡素な服。壁沿いユニゾン歩行。ブルー一面。2人、1人ずつ。
手のひらを上下に返し。ジャズ。ゆっくりと横座り。まどろむ。相撲ですかな、
デュオ。歌う、リズムに乗る。少年、赤ん坊になる。脱いで優雅なドレス姿。
走る、倒れる。暗転。壁を背に3人。魚のように口パク。手を組みチャキチャキ
歩行。狂ったようにじたばた、起きては転倒。
4 青空を背景、赤い布に逆さづりになった青年。体をなぞる、ゆっくり回転。
左右、四人がかべ立ち、中腰、手をクロス。4人起立、青年の回転加速。
内にマグマな熱気帯びた、原体験ピクチャーショー。絵になる、絵のような場面が
連綿。少年時代の不安と恐れ、青年期の揺らぎと絶望を感じさせて、静かも強い
印象を残し。悶々とした猥雑な衝動も併せて、キレイに収めず。若い？ダンサー達
は飾ることなく、そこら揺らぎを現し、好印象ねこ。
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