＠池袋 シアターグリーン BIG TREE THEATRE(2009/5/22-24 4ステージ)
http://www.theater-green.com/
全指定 前売3200円 当日3500円 大学生、高校生以下2200円
＠大阪 ＡＢＣホール 5/15-17 4ステージ
作：森澤匡晴 演出：上田一軒 音楽：サキタハヂメ（はじめにきよし）
舞台美術：柴田隆弘 照明：池田哲朗 音響：三好里美 舞台監督：久保克司
宣伝美術：坂本則隆 制作：宮崎由美 主催：スクエア
出演：
上田一軒 ：川崎先生（自信なさげ）
森澤匡晴 ：沢木先生（謹厳実直）
北村 守 ：吾妻先生（せわしない）
山本禎顕 ：間島先生（キレやすい）
仲村渠千聖 なかんらかり ちさと：横山樹梨亜（仲居さん）
2009/5/23(土)曇 2:06-4:07PM（1'58)前方中央 客席7割(150人)
客層：20-30才代を中心に幅広く、お友達連れ多め、女性過半数。
客入れ：全指定 後方に空席あり。折り込みチラシそれなり。パンフ A4 1枚。
次回公演。11/26-29＠シアターグリーン。
物販。パンフ A5 オールカラー14ページ 500円。写真と役者インタビュー。
プロフィールがないのはなぜ。台本1000円。Tシャツ1500円。ポロシャツ？円。
エコバック400円。DVDほか。 カーテンコール1回3分。主に物販紹介。
オーディションによる女優を加え、男子コメディ劇団の初期作再演。
舞台。リアルに造り込まれた、古びた日本旅館2階。窓辺に板の間、椅子テーブル。
12畳に座卓、床の間に掛け軸等。下手襖を開けるといきなり廊下。下手から暖簾、
渡って風呂場とか設定。部屋外の瓦、旅館灯篭等細部までこしらえ。
お話。京都、雑誌写真より大分ひなびた旅館。高校男性教師4人が一部屋。とある
騒動から、教師を辞めようとしてる同僚を励まそうとの旅行。慰安のはずが、教え
方を巡って、かんかんがくがくな言い争い。勝負をつけよう？と模擬授業をそれ
ぞれ行うことに。仲居さんを生徒役にして、試験問題を出し合い。それは同級生を
殴った少年の物語、その心理を巡る文章の穴埋め問題であーでもない、こーでも
ないとエンドレス。
真面目もおバカ、そこら人情味な教師教育コメディ。カリカチュアされた教師
キャラ芝居がマンガに笑いをとり。自己主張しがち、やり過ぎ寸前のところで
止まるくどさはいつもながら。規則、模範解答を知りつつ、そうはいかない現実
との矛盾に、じたばたする様に、哀感を潜めたおかしみ。同僚への戒めにも愛を
感じさせて味わい。後半の授業と、心理劇で導き出す試験回答場面。人間と日本語
の矛盾を面白く描いてて、笑うねこ。
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