＠小竹向原 アトリエ春風舎(2009/7/16-26 10ステージ)
全自由(整理番号付) 予約・当日共 一般2000円 学生・シニア1800円
＠京都 関西日仏学館内稲畑ホール 7/31-8/1 3ステージ
作・演出：ロラン・コロン Texte/mise en scene： Laurent Colomb
照明：西本彩 通訳：斉藤チカコ 宣伝美術：京 チラシイラスト：ロラン・コロン
日仏コーディネート：横山優 制作：西山葉子 制作統括：鈴木智香子
芸術監督：平田オリザ 主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
企画制作：青年団、（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成：平成２１年度文化庁芸術拠点形成事業
出演：
古屋隆太 ：Alpha-boy(大人の体をもつ少年）
二反田幸平：Otokonohito san（鳥、木、その他生き物）
鈴木智香子：Miss（鳥、木、その他生き物）
2009/7/17(金)曇 7:35-8:27PM(52)中段上手 客席6割(20人)
客層：20才代から中高年まで大人よりに幅広く。男女半々。
客入れ：受付20分前、開場15分前とやや押し。ロビー天井からチラシイラストのキュ
ーブオブジェ。ひな壇に4列パイプ椅子・千鳥配置の通常客席。折り込みチラシそれ
なり。パンフ □25 両面。挨拶、配役、予定。 物販。台本700円。
カーテンコール1回。
セミがミンミン、雨がザーザー とか日常の擬音を凝らした公演。京都周辺に取材
したリーディング公演の拡大版、東京初上演とか。
舞台。譜面台にテキスト3本。床に箱馬1。
構成。少年は周囲に聞き耳を立てる。さまざな音、やがて心の中の言葉、記憶とそれ
らが共鳴。溢れかえる、生き物、もの、景観、感情を表現する擬音語のラッシュが始
まる。
ドーピングされたよな役者達の「声による陸上競技(パンフ)」。津波のように押し
寄せる言葉と音、変幻自在に操る役者達がものすごい。ゴム人間だったんですねな、
古屋さん。怒濤の中もがっつり感情を現す、鈴木さん。生真面目なでくの坊な佇まい
に愛嬌、二反田さん。文脈をなさないシュールな言葉の羅列さえ、さまざまな感情を
附加、場景を醸して、まあ面白い。セッションの絡み離れる目まぐるしさ、多彩さも
見物。など書き言葉で伝わるわけもなく、百聞は一見にしかずとはまさにこの公演の
ことなり。
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