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 上海太郎カンパニー アイホール提携公演「Rhythm」

 @伊丹 アイホール(2009/9/19-21 4ステージ)
 http://www.aihall.com/
 全自由(入場整理番号付)前売3000円 当日3500円

 構成・振付・演出:上海太郎 振付:室町瞳
 舞台監督:久保克司[スタッフステーション] 照明:大川貴啓
 音響:Alain Nouveau 宣伝美術:東学[g'Az] 制作:松井康人、石垣佐登子
 パンフレット制作:たかはしさち 企画・製作:上海太郎カンパニー
 http://www.shang-pagnie.com/
 出演:
 上海太郎、室町瞳、いいむろなおき、北村俊介、坂本さやか、浦川舞奈、
 居丈高幸治、沼本司、長尾ジョージ、渡辺恒介、曽奈千春、下村唯、
 たかはしさち、 宇保允、岡本幸子、長崎奈央子、磯谷小夜子
 
 2009/9/19(土)晴 7:06-8:58PM(1'51)中央最前列 客席満員(170人)
 客層:老若男女、子供連れからじじばばまで町内会に幅広く。女性過半数。
 客入れ:整理番号順に整列、呼び出して入場。三方囲み客席、中央8列、
 左右4列。中央が○。折り込みパンフそれなり。パンフ A5 3ページ。
 挨拶、写真付き出演者、スタッフ、物販紹介。新グッズはなし。
 カーテンコール1回1分 熱心な拍手が残るも2回目はなし。

 上海太郎の新カンパニー。オーディションによる若手中心に舞踏公司時代の傑作を
 再演。

 舞台。平床、コの字に客席。
 構成。初演ベースに、コンダクターメインで物語部分をより長くした印象。
 窓外を覗き、近所スーパーの日常ダンス場面につなぐ、「オペラ朝ご飯」はカット
 とか、物語がよりすっきりすんなり繋がる構成とし。
 
 お話。世界は音楽に満ちていた。ダメ生徒だった少年には日常音もリズム。長じて
 音楽家となった彼は、雑踏、ハートのドキドキも出会う毎に指揮し、至福の時時。
 しかし突然の難聴、リズムを奪われてしまう。絶望する彼を救ったのは、彼自身の
 リズムだった。

 リズムが生きることそのものになる展開にあらためて感動ねこ。上海太郎の芝居は
 味わい一層、物語性はより深化。コミカルに物語る演出、振付は健在。できるパフォ
 ーマぞろいだった往事と比べてもしょうがなし。芝居心ある演出で技術差をカバー、
 個々個性を活かす工夫が伺え。新人達は予想以上、今後の舞台が楽しみな好演いくつか。
 少年にしだい片思い少女役、坂本さやかさんのコメディアンヌぶりが印象ねこ。室町
 さん、いいむろさんたレギュラーは変わらず楽しませてくれて◎。

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