＠王子 王子小劇場(2011/1/6-16 16ステージ)
http://www.en-geki.com/
全自由(整理番号付) 前売3000円 当日3500円
作・演出：土屋亮一
舞台監督：谷澤拓巳、上嶋倫子 音響：中村嘉宏 照明：伊藤孝
創作補佐・映像：冨田中理 美術：泉真 衣裳：さかくらきょうこ
演出助手：山本尚輝 制作：高田雅士、保坂綾子、柴貴子
企画・製作：シベリア少女鉄道
出演：
石田剛太 [ヨーロッパ企画]
大杉さほり [虚構の劇団]
加藤雅人 [ラブリーヨーヨー]
上福元沙織[無所属・新人]
篠塚茜 [シベリア少女鉄道]
高松泰治 [ゴキブリコンビナート]
藤原幹雄 [シベリア少女鉄道]
吉田友則 [漢の仕草]
声の出演 町田マリー[毛皮族]
2011/1/8(土)晴 6:37-8:45PM(2'08)前方中央 客席超満員(80人)
客層：20-30歳代中心、男性過半数かな、中年層ぽつぽつ。
客入れ：地階への階段に整列、壁に整理番号、案内随時で親切。開場時で20人ほど。
通路は両端だけのぎっしり客席5列。入場前にトイレを済ましてとアナウンスあり。
直前、予告通り最前列に1列と通路に椅子設置。折り込みチラシそれなり。
パンフ B5 3ページ。挨拶、出演者、スタッフ。次回予定は未掲載。物販なし。
カーテンコールなし。
プロデュース形式となっての第2弾、一年ぶり公演。手練男子と、初舞台も結構の
健気女子の組み合わせにて。
舞台。両袖入口が前後にいくつも連なり、入れ子な格好。箱形の灰色テーブルの
まわりに椅子がいくつか。
構成。亡父を巡る家族の確執が思いがけないものに変化する冒頭で、こんなんです
ねたふり。ついで、状況設定を変えつ、会話内容と役者は同様にして、隠された
絵柄を浮かばせるだまし絵演劇。中盤からは、セミドキュメントな趣向。NHKの
ドキュメンタリー風に事情を抱えた役者達の惑いが現れ、ぼろぼろになっていく
舞台。副音声なナレーションで内実を解説。隠し絵を表す遊び趣向をお楽しみ挿入。
演劇を普段見ない人の方が楽しめるかもな、トリッキーアート演劇最新。そこまで
やるの？な作り込み、パズルのような舞台が面白いねこ。ＴＶ番組ねたとか、知ら
ないときょとん状態なのが、ちと悔しい。後半、とつとつと暴露話する副音声に
笑い。役者がパワーアップ、してるのに確信犯なヘタウマ、すっとこどっこい芝居を
させられて大変そう、なのがまた可笑しいねこ。
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