＠新宿 紀伊國屋ホール(2011/4/21-29 10ステージ)
http://www.kinokuniya.co.jp/store/hall.html
全指定 5800円
＠大阪 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 4/30-5/1 2ステージ
＠北九州 北九州芸術劇場 中劇場 5/15 1ステージ
作：わかぎゑふ 演出：Ｇ２、３軒茶屋婦人会 美術：古川雅之 照明：高見和義
音響：井上正弘 衣裳：前田文子 ヘアメイク：馮啓 孝 着付け：清水礼子
演出助手：高野 玲 舞台監督：榎 太郎、田中力也
出演：
篠井英介:ミミ
深沢 敦：ベニィ
大谷亮介：ジュン
2011/4/27(水)晴 7:03-8:55PM(1'51)前方下手 客席9割(380人？)
客層：30歳代？中心に女性9割。お友達連れ中心。
客入れ：当日券列10人ほど、補助椅子なし。折り込みチラシそれなり。パンフなし。
物販。パンフ A4 18ページ 1000円。挨拶、役者インタビュー、稽古場写真、
いっけいさんを入れて座談会収録。ポスター＋サイン色紙500円。
カーテンコール2回1分。
演劇好き女子はみんな大好き、いずれ劣らぬ演劇バカなおっさん達のユニット公演、
結構久々。
舞台。ええ感じに年期が入った、リアルな煉瓦バーが蓮に置かれ。大きめのカウンター
背景の酒瓶は多くはなし。手前に渋色木造のテーブルと椅子。下手戸外の歩道と街灯
ともリアルとつくられ。川岸なのかしらん。
お話。単身渡米し、昭和を生き抜いた3人の女性たち。出自も異なる彼女たちは、みな
一人の男とその遺児を愛し慈しんできた。10年ごとに過去に遡る、ワイルダーの
逆ロングクリスマスディナーというか、わかぎゑふ作品ファンには「お正月」などで
お馴染み趣向。
まず人生を遡る役者芝居をみる面白さ。ボケとおとぼけ、つっこみ芝居、芸達者な
3人が愉快なのはいわずもがな。遡るにつれて明らかとなる所以、秘密に情愛滲み。
その場その時のそんな風なありさまと同時に、変わらない内心が見て取れ、じんわり
感動ねこ。芝居彼女たちを通して浮かぶ、優しくて、半端なく逞しかった日本の女達。
おっさん達が演じていることで、性差を越えて心情がピュアに伝わり。着物と気付け
は、きちっと決まっていて、それもまた心地良し。
[月間一覧］