＠三軒茶屋 シアタートラム(2011/5/4，7 2ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
データはCプログラム レポート参照
作：北村想 演出：大澤遊[空っぽ人間<EMPTY PERSONS>]
初演 名演会館企画 1982年9月 名演会館地下ホール
出演：
近藤芳正 ：父センタ
明星真由美：母サトコ
占部房子 ：娘カノ
谷川昭一朗[東京乾電池]：祖父センジューロー
石母田史朗：卜書き・ラジオの声
2011/5/7(土)曇 2:02-3:03PM(1'00)前方中央 客席ほぼ満員(240人)
客層：女子高生からじじばばまで幅広く。女性7，8割かな。
客入れ：当日と前売りで待ち2列。昨日と違って、きちんと前売り優先。Ｂ列最前。
折り込みチラシそれなり。パンフ共通。物販なし。カーテンコール1回。
88年の加藤健一事務所公演以来みるねこ。
舞台。会議机が横並び、まわりに背中合わせの椅子が4組。
お話。シェルターに一時的に閉じ込められた家族。ロウソク一本で囲むテーブルは
まるで台風の夜。恐ろしさ転じて、わくわくし始めた家族は笑い打ち解けていく。
守りに入っちゃったか、な端正演出。背中合わせの椅子を往復して、内と外と演出。
テーブルの小ライトで闇の潜みを逆表現、その暖かみも自然と浮かばせ。ラストの
夕焼けは空間全体を夕トロ時と染めて美しい。と拾ってみればしみじみとするけど
ちょっと地味かな。役者はなるほどな配役。子供とんがった、占部むすめ。皮肉も
さらりと理にかなって嫌味ならず、谷川じじい。真面目だけど不器用、近藤パパ、
しっかり声のお惚けもの、明星ママ。
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