＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2011/4/29,5/1,3,4,8､9,11,14,16 9ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由 前売・予約・当日共2500円
作・演出：平田オリザ
舞台美術：杉山 至 照明：岩城 保 音響：泉田雄太 衣裳：有賀千鶴、正金 彩
舞台監督：河村竜也 演出助手：大池容子 高橋直人
フライヤーデザイン：京（kyo.designworks） 制作：堤 佳奈、野村政之、
服部悦子 石川景子 主催・企画制作：青年団、(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
出演：
初演 再演
1992/9/9-15 2011/4/29〜
8ステージ 9ステージ
こまばアゴラ劇場 ←
2200円 2500円
男 木之内頼仁 古屋隆太
女 平田陽子 能島瑞穂
2011/5/16(月)晴 7:35-8:51PM(1'16)中段下手 客席超満員(80人)
客層：20-30才代、中年層も結構。男女半々。
客入れ：整理番号順に呼び出し。ベンチ2、椅子5列。サイドに補助椅子。前側から
誘導。折り込みチラシそれなり。パンフ A4 両面。作家挨拶、配役、スタッフ、
予定。物販。上演台本など。カーテンコール1回。
大震災のどさくさまぎれに虐殺された大正時代のアナキスト、楽天的な左翼夫婦を
取り上げた作品、なんと19年ぶりの再演。
舞台。客席上で風鈴ちりーん。夏の畳座敷。丸い座卓に本。座蒲団2。○椅子1。
正面にスリット壁。
お話。なんでもない夫婦の談笑風景。社会主義運動の苛烈な記憶も笑いに紛れるが、
死の予感だけは拭えない。
現実を踏まえて生きる手立てと、ブライテストな革命家夫婦。ユーモアとウィットを
忘れぬ会話と交わす悪戯な瞳、時折の戦闘心。夫婦ライオン、狩りの前の午睡風景
とも。ファーブル昆虫記の虫への疑問疑念とか、注ぐ視点に万物を平等に愛でる心
あり。革命の志しかくあらんやと、感じ入ったりするねこ。
[月間一覧］