宮城聰×しりあがり寿 トークは足の都合で残念ながらパス。市内で個人史展開催中。
＠静岡日本平 静岡県立舞台芸術公園・野外劇場「有度」（2011/5/18,25 7/2 3ステージ）
http://www.spac.or.jp/
全自由(整理番号付)一般大人4000円 大学生・専門学校生2000円 高校生以下1000円
演出：宮城聰 作：泉鏡花 演奏構成：棚川寛子
照明デザイン：大迫浩二 音響デザイン：水村良 音響：斎藤雄介
空間デザイン：木津潤平 小道具デザイン：深沢襟 衣裳デザイン：高橋佳代
衣裳：駒井友美子、棚橋美幸 ヘアメイク：梶田キョウコ、石橋芳子、許田雪恵
舞台監督：山田貴大 演出助手：中野真希 舞台スタッフ：竹内舞
英語字幕：コディ・ポールトン訳による「山辺に向いて」英訳：コーリー・タービン
字幕操作：井上恵理子 制作：大石多佳子
配役(S＝スピーカー M=ムーバー)
富姫 ：阿部一徳(S)/美加理(M)
桔梗 ：三島景太(S)/舘野百代(M)
朱の盤坊：鈴木陽代(S)/吉植荘一郎(M)
亀姫 ：仲谷智邦(S)/榊原有美(M)
図書之助：本多麻紀(S)/大高浩一(M)
侍女 ：片岡佐知子、桜内結う
九平 ：榊原有美(S)/寺内亜矢子(M)
修理 ：舘野百代(S)/片岡佐知子(M)
面々 ：桜内結う、鈴木陽代
桃六 ：吉植荘一郎(S)/三島景太(M)
演奏チーフ：寺内亜矢子 演奏ヘルプ：永井健二、石井萠水
2011/7/2(土)曇 7:36-8:41PM(1'02)前方中央 客席満員(300人?)
客層：自主観劇の小学女子からじじばばまで、町内会な幅の広さ。
客入れ：いつものよう、開演20分前から100番区切りのプラカード前に整列。
互いに番号を確認し合う大人(年齢じゃないよ）客多し。宮城聰氏の笑顔に
迎えられて入場。ビニール袋入りチラシには、雨対処用シート同梱。小降り場面で
取り出す人結構。カッパ準備の人もちらほら。パンフ A4 縦折り 4ページ。
自分と違うものとの出会いについて。 物販。Tシャツとか。
カーテンコール3回3分。 終了後8:53発-9:04東静岡着バス。トーク終了後には
9:50静岡着バスあり。休憩所かちかち山では屋台ハンバーガー終演後も売り。
忘れるくらい久しぶりの宮城聰演出「天守物語」。現SPACのク・ナウカメンバーも
結集して、ファンにはなおお楽しみ。
舞台。鬱蒼とした原生林を背景、中央にでけえ獅子像とタツノオトシゴのランプ。
４本のソリッドな柱で場を囲い、外側にハの字に開いたスリット壁を置き、青天井。
お話。美少年な若侍に恋した、魔性の姫。誤解が生んだ苦難と思いがけない救済の
物語。
鏡花の妖しく美しい言葉がダイレクトに伝わる、言動分離手法。加えて、目に楽しい
鯉のぼり衣裳ら華美なビジュアル。パーカッシブな音楽のグルーブ感。視聴覚に
喜ばしく、心浮き立るピクチャーショーを純真に楽しむねこ。美加理、変わらない
美しさ、お茶目な台詞に蟷螂時代が垣間見え、なお好きになり。
宮城聰×しりあがり寿 トークは足の都合で残念ながらパス。市内で個人史展開催中。
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