＠東静岡 静岡芸術劇場(2012/1/21.28,2/25 3ステージ）
http://www.spac.or.jp/index.html
全指定 一般大人4000円 ペアチケット（2枚）7000円 大学生・専門学校生2000円
高校生以下1000円 2作品セット券6400円 早期購入割引3500円
グループ割引 (3名以上)3200円 ゆうゆう割引 (60歳以上)3400円 ペア6400円
障がい者割引2800円
作：オリヴィエ・ピィ 訳：西尾祥子、横山義志 演出：宮城聰
音楽監督：棚川寛子 照明デザイン：大迫浩二 衣裳デザイン：堂本教子
舞台美術：深沢襟 舞台監督：内野彰子 演出助手：竹内舞 照明操作：樋口正幸
照明：松村彩香 音響：小嶋純真 舞台：市川一弥、佐藤洋輔、渡辺明
衣裳：竹田徹、駒井友美子、岡村英子 ヘアメイク：梶田キョウコ、古城雅美、石橋芳子
歌唱指導：戸崎裕子、戸崎文葉 劇中歌作曲：ステファヌ・リーチ
字幕翻訳：スティーブ・コルベイ 制作・字幕操作：仲村悠希、谷口裕子
著作権代理： (株)フランス著作権事務所 ロビー映像：山内啓司
舞台美術デザイン参考 前川淳「本格折り紙一入門から上級まで」「本格折り紙2」
日貿出版社刊 後援:静岡県・静岡市
出演： 初演 今回 2011/3/5-6,12-13 2012/1/21.28,2/25 4ステージ 3ステージ 1時間30分 1時間29分 少女 ：美加理 池田真紀子 悪魔 ：武石守正 ← 父親 ：大内米治 ← 母親 ：仲谷智邦 貴島豪 庭師 ：大道無門優也 ← 王様 ：永井健二 ← 天使 ：塩谷典義 若宮羊市 演奏者：池田真紀子 布施安寿香 演奏者：竹内舞 ← 演奏者：森山冬子
2012/2/25(土)曇 1:33-3:03PM(1'29)1F前方上手 客席9割？(330？人)
客層：子供連れ、中高生からじじばばまで幅広く。女性過半数。
客入れ：ロビーで舞台衣裳展示、細かい造作に魅入るねこ。階段に映像展示は前から
あったかしらん。いつものように宮城聰さんがにこやかに出迎え。お客さんとの質疑
応答も気楽に応え。通常客席 上から順に最前M列。折り込みチラシ少々、
A4 縦折パンフともビニール袋入り。物販。中高生鑑賞会用パンフ A4 14ページ 200円。
事細かに作品解説。役者紹介が一切ないのはなぜ？。Tシャツ1500円 ポストカード
150円。カーテンコール2回1分。終演後、舞台衣裳のままの役者さん達と歓談の場あり。
昨年大震災の前後時期で上演された作品。新作と合わせての再演。
舞台、お話。初演と一緒。真っ白の折り紙細工が大小横溢。
詩情を現す、紙芝居なビジュアルと応える役者陣、そのユニークさに今回も見入る
ねこ。白を基調に心理に沿って陰影を与え、カラー(禍々しさは赤とか）で染める。
シンプルで鮮やか、判りやすくて深い。悪魔役武石さんの気持ち悪く面白い造形は
健在。初演よりのびのびと演じてる感もあり。少女役池田さんは柔らかくほのぼのと
して、SPAC・宮城作品では珍しいキャラ。初演・美加理さんのエッジが効いた演技と
大分印象が違い。そのひたむきさが作品の少女にあって、好感ねこ。今後の作品とも
登場が楽しみ。全員野球で引っ込んだ役者は、演奏者に廻る愉快な演出。少女役の
印象が変わったためかどうか、音楽が強すぎ、走りすぎの感が時折あり。うーん、ねこ。
[月間一覧］