＠小竹向原 アトリエ春風舎(2011/7/14-18 7ステージ)
全席自由 予約・当日とも2000円
作：ふじきみつ彦 共同演出：木崎友紀子、ふじきみつ彦
音響：泉田雄太 照明：井坂浩 舞台協力：海津忠
チラシデザイン：稲田拓郎[(有)ON] IT関係：齋藤拓
企画制作：青年団／(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 総合プロデューサー：平田オリザ
協力：E-Pin企画
参考文献：青年団作品
東京ノート、南へ、火宅か修羅か、上野動物園再々々襲撃、隣にいても一人、
カガクするココロ、北限の猿、バルカン動物園
出演（仮）：
二反田幸平、山本裕子、田原礼子、熊谷祐子、重岡漠、岡部たかし
声の出演（仮）：志賀廣太郎、たむらみずほ
2011/7/14(木)猛暑 7:38-8:55PM(1'17)中段中央 客席超満員(45人)
客層：20-30歳代中心、女性8割、役者さんちらほら。
客入れ：開場開演15分前、静かに板付き芝居。通常のひな壇に椅子5列。満席となり
通路と桟敷席追加。折り込みチラシそれなり。パンフ A5 3ページ。それぞれの挨拶
プログラム、出演者とスタッフ、予定。物販なし。カーテンコール1回。
青年団俳優、二反田幸平、山本裕子企画。コント作家・ふじき先生の作品を青年団
役者・木崎さんと共同演出。山内ケンジ作品常連の岡部たかしが客演。
舞台。中央に椅子を並べた島舞台。左右の壁に衣裳、テーブルにペットボトルら
楽屋の体。正面階段に三色ランプ、壁にタイトル投影。
構成。オムニバス6本。
「静かな演劇」青年団のレパートリー上演。演出家は静かじゃないとまじ切れ。
実は、芝居どうこでうではなく、演出家の疎外感故のことで。
「バスの寸劇」バス停でのテンポ案内を曲解、用もないのに訪ねてしまったと
バス内で告白する女。実は不倫の言い訳のようなもの、妻にばれてもエコ大事と
問題をすりかえてしまう。
「犬の寸劇」預かった犬が行方不明、相手先で謝罪の夫婦。動物語が判るとうそぶく
夫は、自分達に落ち度はなかったと、犬猫に代弁させて煙に巻く。
「夏の寸劇」スイカ割り。誘導を手伝ってもらうが、ヘンな仲間がぞろぞろと。
「兄嫁」男は皆、兄嫁に欲情するもの、と勘違いした兄嫁(山本）が、勝手に身を
献げようとするから一騒動。
勘違いとナンセンス、笑いのツボを突くオムニバスぞろい。突飛な展開も面白いが
隠された悪意＠岡部周辺やら、覗く豊満なバスト＠兄嫁・山本やら、欠かせない添え
ものが◎。どうでもいい、ぽつり台詞の面白さはふじき先生ならでは。
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