＠京都 京都芸術センター(2011/8/19-21 4ステージ)
http://www.kac.or.jp/
全自由（整理番号付） 一般 前売・予約3000円 当日3500円
学生 前売・予約2500円 当日3000円
＠愛知 愛知県芸術劇場小ホール 7/29-21 4ステージ
＠下北沢 ザ・スズナリ 8/25-30 8ステージ
作・演出：天野天街 舞台美術：水谷雄司 映像：浜嶋将裕
照明：小木曽千倉 音響：岩野直人 小道具：水元汽色、PECO、小道具部
衣裳：ワダユキコ＆スミレ団 振付：コンデンスダンス部＋夕沈＋池田遼
音楽：珠水／FUMICO／戸崎数子 舞台監督：伊東龍彦
舞台監督助手：小森祐美加 写真：羽鳥直志 記録：山崎のりあき
宣伝美術：アマノテンガイ 交流事業企画協力：小熊ヒデジ（てんぷくプロ）
肉体訓練：水谷ノブ 制作：井村昂／小林夢二／宮璃アリ／藤田晶久
主催：少年王者舘
出演：
夕沈 ：ヨチダ
中村榮美子：太郎
白鴎文子：サンモト
黒宮万理：ひとみ
ひのみも ：とと
雪港 ：乙（おと）
水元汽色 ：しおり
宮璃アリ ：モトさん
水柊 ：かおり
PECO ：ゆめみ
街乃珠衣 ：かいり
井村昂 ：吉田
☆之 ：しりはしょり五平太
織田圭祐[ニットキャップシアター]：じぶらざき三匹太夫
池田遼 ：一郎
2011/8/20(土)曇 2:05-3:55PM(1'49)前方中央 客席9割（100人）
客層：20-30才代中心に幅広く。女性過半数。
客入れ：劇団と芸術センター優先で整理番号順に入場。桟敷1、ベンチ1、雛壇に
椅子7列。中央よりならどこでもＯＫ。折り込みチラシ それなり袋入り。
パンフ A5 3ページ。配役、スタッフ、予定。次回公演。来年夏三都市公演を予定。
物販。いろいろ。客入れ注意アナウンスはいつもとちょっと違うのでお楽しみに。
カーテンコール1回1分。１人づつ役者紹介。
三都市ツアー、名古屋に続く京都公演。ツアーの最初と最後で上演時間が30分増えた
というか完成したことも過去あった彼ら。改訂とはいえ再演のおかげか、名古屋での
完成度高しとの噂に安心して(ゲスな期待なしで）臨むねこ。
2001年「コンデンス」に続き、太郎役は中村榮美子。狂気が要求される一郎役は
水谷ノブから池田遼。
舞台。寂れたダンスホール。アーチ柱があるペパーミントの壁、市松模様の床はとこ
どこ禿げかけ。シンメトリイの扉と窓。中央両開き、〇窓と小さな窓が左右。両壁に
も上げる式の窓。芸センはタッパが高く、横にもほどよく空間があるので、七ツ寺や
スズナリの圧迫感がなく、なんかまったりみるねこ。
お話。飲んだくれで自分不確かな太郎、人殺しなわしは一郎、ってだれ。現実と幻覚
をミックスアップ、一瞬間を2時間して行きつ戻りつ。
超で濃縮された、王者舘のお楽しみあれこれ。完成度高いイリュージョンに酔うねこ。
神出鬼没な登場人物と場面展開、嘘と間違いの繰り返しと変調、客席も捲き込みメタ
な時間の自由な行き交い。フラッシュ、モンタージュする空間映像。＋多義な文字絵
、例えば夕方→UFO(ゆーほう）が飛ぶ、あるいはユウカタでカナカナセミとか。
おなじみの繰り返しジャグリング会話はほどほど、替わり時間の行き交いがわちゃで
脳内麻痺。圧倒的な物量で不確かな存在を描いてて痺れ、へっぽこ場面続々にくす
くす笑いが絶えないねこ。
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