＠初台 新国立劇場オペラ劇場(2011/10/30-11/6 6ステージ)11/4休演
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指定 S席12600円 A席10500円 B席7350円 C席4200円 D席3150円
振付:デヴィッド・ビントレー 音楽:ベンジャミン・ブリテン
美術:レイ・スミス 照明:沢田祐二 指揮:ポール・マーフィー
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 主催：文化庁芸術祭執行委員会／新国立劇場
出演：
小野絢子 ：さくら姫
福岡雄大 ：王子
湯川麻美子：女王エピーヌ
堀 登 ：皇帝
八幡顕光 ：北の王
古川和則 ：東の王
M. トレウバエフ：西の王
菅野英男 ：南の王
2011/11/6(日)曇 2:05-5:01PM(35/休28/41/休28/36)3F正面 客席8割?(1500?人)
客層：大人寄りに幅広く。子供が観ても楽しめる演目だけど見かけず。女性8割。
客入れ：当日券不明。チラシ あらすじと配役 各1枚。物販。パンフ B5 1000円。
開演定時の少し前から道化が手を振ったり、手品を見せたりで客席を温め。
カーテンコール5回7分。緞帳が装置に引っかかるも代替して継続。
D・ビントレー振付の新製作バレエ。小野絢子さん主演の回を選択ねこ。
舞台。床に方位番、背景に浮世絵富士山、天井から巨大なハイビスカス、桜花とか。
様式入った造形と鮮やかキレイな色彩が印象。姫にアプローチする各国王子が
世界風刺な衣裳。アメリカンな星及び縞の山高帽子男とか。
お話。継母の呪いでとかげに変えられた兄と妹・さくら姫が王国に平和を取り戻す
ため、獅子奮迅する。
キレイ、楽しい、ビジュアル○。浮世絵に想を得たという、火と水、妖怪と異国の
人と風景あれこれの舞台美術。十二単ら日本をモチーフにした華やか衣裳、も目に
楽しく。ブリテン音楽が意外やオリエンタル。プロコフィエフ風な1幕、かと思うと
ストラビンスキー混じりに2幕。ガムラン音楽も前面に取り入れ、バリ風とか。
そんな音楽に乗って、ダンス多彩。幻想的なバリ、軽快なケークウォークが、
ロマンティックなバレエにブレンドされて、スパイシー。プリチー・小野絢子さんが
伸びやかに、切れよく殺陣も決めて小気味よし。物語は判りやすく、ファンタジーも
現実を映して隠し味。旧弊な宮廷家族が外圧で崩壊、伝統を残しつつ再生と、日英の
歴史や皇室のありさまが重なるようで、ふーみねこ。
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