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 青年団第64回公演「ソウル市民五部作連続上演 ソウル市民1919」

 @吉祥寺 吉祥寺シアター(2011/10/30-12/3 8ステージ)
 http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/

 データは「サンパウロ市民」レポート参照

 出演:
              初演     再演(未見)  今回
              第38回公演  第52回公演  第64回公演
              2000/6/8-25  2006/12/7-17 2011/10/30-12/3
              シアタートラム吉祥寺シアター ←
              16ステージ  6ステージ   8ステージ
 篠崎家の人々
 長男    篠崎謙一   山内健司   ←      ←
 長男の妻  篠崎良子   天明留理子  ←      ←
 謙一の叔父 篠崎慎二   大塚洋    ←      ←
 叔父の妻  篠崎民子   和田江理子  根本江理子  ←
 妹     篠崎幸子   辻美奈子   ←      能島瑞穂
 腹違いの弟宇篠崎吉二郎  松井周    小河原康二  山本雅幸
 書生    山科徳五郎  永井秀樹   ←      二反田幸平
       岩本健之助  太田宏    ←      河村竜也
 女中    福島とめ   山村崇子   田原礼子   ←
       木下いく   高橋縁    ←      ←
       金 美玉   平田陽子 ← ひらたよーこ 森岡 望
       朴 貫礼   申瑞季    ←      由かほる

 その他の人々
 印刷屋   堀田和夫   志賀廣太郎  篠塚祥司   −−−−
 印刷屋の妻 堀田律子   松田弘子   根上 彩    松田弘子
 印刷屋の娘 堀田由美子  たむらみずほ ←      鄭 亜美
 相撲取り  甲斐ガ岳   島田曜蔵   ←      ←
 興行師   菊池     秋山建一   ←      ←
 番頭    川崎慎吾   足立誠    佐藤 誠    ←
 吉二郎の恋人渋谷絹子   月村丹生   ←      村田牧子
 オルガンの先生 島野   木崎友紀子  ←      ←
 映画館の朝鮮人 金 英花 角舘玲奈   ****       小林亮子

 2011/11/23(水祝)晴 1:32-3:17PM(1'45)前方下手より(定点) 客席ほぼ満員(200人)
 客層:老若男女幅広く。男性過半数かな。
 客入れ:折り込みチラシなし(ソウル市民のみ)。ほか、ソウル市民同様。
 カーテンコール1回。

 シリーズが上演時系列で一挙上演の一日。
 舞台。サンパウロ市民と共通。ラジオはなし、下手の箪笥がオルガンになり。
 お話。ソウルで文房具店を営む篠崎家。その日常を通し、1900年代初期朝鮮半島の
 姿を写し描く。

 3・1独立運動時の現実がみえない日本人の楽天ぶり、愚かさを痛切描く。合わせ
 朝鮮人達の独立運動と、日本人女性達の不自由さへの抵抗の重なり等、複眼視的に
 見せ。音楽のリズムをいれ、周囲と一家の落差も強調。でも、女性達の衣裳も含め
 エンタメにみせるところが小憎らしいねこ。

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