＠初台 新国立劇場 オペラ劇場(2012/2/4,5,7,11,12 5ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指定 S10500円 A 8400円 B 6300円 C 4200円 D 3150円 Z当日 1500円
振付：ローラン・プティ 音楽：ヨハン・シュトラウスⅡ世
編曲：ダグラス・ガムレイ 美術：ジャン・ミッシェル・ウィルモット
衣裳：ルイザ・スピナテッリ 照明：マリオン・ユーレット、パトリス・ルシュヴァリエ
指揮：デヴィッド・ガルフォース 管弦楽：東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
出演：
本島美和 (ベゴーニャ・カオ、湯川麻美子、小野絢子） ：ベラ
福岡雄大 (ロバート・テューズリー、山本隆之、菅野英男）：ヨハン
八幡顕光 (吉本泰久、福田圭吾) ：ウルリック
楠元郁子 ：メイド
江本 拓、奥村康祐、輪島拓也（マイレン・トレウバエフ、福田圭吾）
：グランカフェのギャルソン
厚木三杏、西川貴子、堀口 純：フレンチカンカンの踊り子
芳賀 望（マイレン・トレウバエフ）、川村真樹、長田佳世、寺田亜沙子、
丸尾孝子、米沢 唯、細田千晶 ：チャルダッシュ
ヨハン テノール吹き替え：日浦眞矩
2012/2/5(日)曇 2:03-4:09PM(45/休29/48)3F前方中央 客席7割？（1400？人）
客層：30-40才代女性中心に幅広く、女性過半数。
客入れ：3Ｆは3割ほどの入り、ほか未確認。折り込みチラシなし。パンフ A4 2枚
配役とあらすじ。物販。パンフ Ｂ５ 1000円。ロビーでローラン・プティ波瀾万丈な
パネル展示。終演後、芸術監督のミニトークを劇場内１Ｆを自由席にして開催。
パスねこ。 カーテンコール4分3回。
同名オペレッタの唯一バレエ版、ねこ初見。キャストは日替わり、小野絢子さんの
回もみたいところだけど。
舞台。広くお屋敷、食事でテーブル。「こうもり」が飛べば夜空。マキシムなキャバ
レー。貴族邸の舞踏会場、でオペレッタではお楽しみの刑務所。
お話し。バレエ版はオペレッタから思い切りよく変更。女好きのヨハン(アイゼン
シュタイン）は毎夜キャバレーに繰り出し。そんな亭主を思い悩むベラ(ロザリンデ)
から相談を受けたウルリック(ファルケ)は計画を伝えて。
華やかに見所あれこれと楽しいねこ。冒頭からベラはMGMミュージカル化という華麗
3Fからの俯瞰だとなおさら素敵。ついで家庭場面(五人も子供)の食事場面は漫画な
仕草で愉快。浮気なヨハンが文字通り心離れて「飛ぶ」のに苦笑。計画がため、
ベラは華麗に変身して、キャバレー。仮面舞踏会ではなぜかチャルダッシュや、
群舞でお祭り騒ぎ。お楽しみの刑務所では、バレエ版なのに、しかもヨハンが歌い
（アルフレッドの歌を）などなど。音楽や見せ場はオペレッタのポイントを押さえ
つつ、コミカルなバレエダンスをふんだんに盛り込み、大胆楽しく。正味1時間半
ぽっちで、スピーディに展開するのも○。
ベラ・本島美和さんは華やか美人。モデルにキレイで伸びやかな動きが気持ちよく。
ヨハン・福岡雄大さんはかっちりダイナミック。ウルリック・八幡顕光さんは
コミカルなダンスを小気味よく見事に踊って、場内沸かせ、一番人気。それと、
いつもながらキレイに揃う群舞が俯瞰嬉しいねこ。
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