＠下北沢 駅前劇場(2012/3/7-13 9ステージ)
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全指定 前売・当日共3800円 3/7､8 3300円
原作：平安寿子（文春文庫・刊） 脚本：ブラジリィー・アン・山田[ブラジル]
演出：瀧川英次[七里ガ浜オールスターズ]
美術：土岐研一 音響：松本大介 照明：荒木まや 舞台監督：吉川悦子
演出助手：田村友佳 写真：加藤孝 宣伝美術：鳥井和昌 協賛：吉川事務所
企画：吉川威史 制作：大槻志保、須藤千代子 製作：自転車キンクリーツカンパニー
出演：
内浦純一
伊勢佳世[イキウメ]
歌川椎子
浅野千鶴[味わい堂々]
石澤美和
安藤聖
2012/3/11(日)晴 6:05-7:40PM(1'34)前方中央 客席満席(150？人)
客層：20-30歳代中心、時々中年層、男性過半数。
客入れ：全指定 椅子席9列。座蒲団2枚つき。折り込みチラシそれなり。
パンフ B5 3ページ。挨拶、プロフィール、スタッフ、予定。物販、原作文庫。
カーテンコール2回1分。
同名短編小説の舞台化。韓国で映画化がされているとか。
舞台。板壁３方向、調度無し。壁に窓やベット、受付口などが仕込まれて、都度
飛び出す絵本。
お話。会社を辞めて生活不安、昔の恋人へ貸した金の返済を迫るが、彼は自己破産中
なんとかすると女友達達に電話をかけ、訪ね回って無心をするという。呆れる女性
とも、珍道中なロードムービー。原作の親戚宛はなく、女性ばかりで職業や性格の
バリエーションを増やして改編。
憎まないダメ男、金に縛られない快男児ならぬ女子達に心がほどけていく、気づき
コメディ。テンポ好調でブライテストな演出。金の苦労の嫌味を笑いに転化して○。
借金まみれなのに義理堅く誠実な男と、すべて受け容れる男気ある女性達がなんか
バカだろうが爽快ねこ。
役者。柔らかさに和む（気にさせられる）ダメ男、内浦純一。男子70％のさっぱり
美女、安藤聖。マダム陰陽といつのまにか演技派、歌川椎子。困った顔がいい感じの
取り立て女、伊勢佳世。ダイナマイツ、石澤美和。愛らしくも芯はしっかり、
浅野千鶴。
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