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 新国立劇場 バレエ「アンナ・カレーニナ Cキャスト」

 @初台 新国立劇場 中劇場(2012/3/16-18、20 4ステージ)
 http://www.nntt.jac.go.jp/
 全指定 S席10500円 A席8400円 B席6300円 C席4200円 D席3150円
 前日Z席1500円(学生優先席・要学生証) 当日学生割引 全席半額

 原作:レフ・トルストイ 台本・振付:ボリス・エイフマン
 作曲:P.I.チャイコフスキー ほか 装置:マルティニシュ・ヴィルカルシス
 衣裳:ヴャチェスラフ・オークネフ 照明:グレプ・フィリシチンスキー、
 ボリス・エイフマン 振付指導:オレグ・パラドーニク、セルゲイ・ジーミン
 舞台監督:大澤裕 制作:新国立劇場
 出演
 長田佳世(厚木三杏、ニーナ・ズミエヴェッツ)    :アンナ
 マイレン・トレウバエフ(山本隆之、オレグ・マルコフ):カレーニン
 厚地康雄(貝川鐡夫、オレグ・ガブィシェフ)     :ヴロンスキー
 本島美和(堀口純) :キティ
 三善琥珀(泉雅文) :セリュージャ

 2012/3/17(土)小雨 7:04-9:01PM(41/休27/44)前方下手 客席7割(700人?)
 客層:大人よりに幅広く、女性8割。
 客入れ:6列目最前に16列。サイドと2F席に空席多め。折り込みチラシとパンフ
 配役とあらすじはいつも通り劇場置き。物販。パンフ B5 44ページ 1000円。
 映画「Pina」チケット提示で無料。 カーテンコール3回5分。ブラボー出ました。

 2010年制作作品再演。
 舞台。ヨーロッパの駅みたい、円形格子窓一面とバルコニー。
 お話。原作から、人妻アンナの不倫の恋に焦点を当てる。

 表情に富んだ演技とエモーショナルなダイナミックダンスで充実のシアターバレエ。
 ロシア出自のクラシック音楽、起伏に富んだダンスシーンともドンドコ展開して、
 快感。三角関係の判りやすい距離感、分身なモブシーンで濃縮した心理描写など、
 演劇的に工夫。終盤、アンナが欲望の化け物と2重化するとこは舞踏かアングラ演劇
 かという、濃い土着感あり。歪みと飛躍を加えつ、ハイスピードな動きはスリリング
 とりわけアンナ有頂天なリフトはアクロバティック、見事も危うさ醸して印象的。

 Cキャストはマッチョな亭主と、優男な間男という絵に描いたような見た目と身体
 ぶりで○。アンナ役・長田佳世さんはガンガン舞いながら、表情つけもくっきりして
 ○。

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