＠初台 新国立劇場オペラ劇場(2012/6/23,24,26,30,7/1 5ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指Ｓ席12600円 Ａ席10500円 Ｂ席7350円 Ｃ席4200円 Ｄ席3150円
Ｚ席1500円 当日学生割引（Ｄ・Ｚ席を除き全席半額）
振付：ケネス・マクミラン 音楽：ジュール・マスネ 編曲：マーティン・イェーツ
美術：ピーター・ファーマー 照明：沢田祐二 指揮：マーティン・イェーツ
管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団
出演：
マノン ：小野絢子（サラ・ウェッブ、本島美和）
デ・グリュー：福岡雄大（コナー・ウォルシュ、山本隆之）
レスコー ：菅野英男（古川和則、福田圭吾）
ムッシューG. M.：マイレン・トレウバエフ（貝川鐵夫）
レスコーの愛人：湯川麻美子（寺田亜沙子）
娼家のマダム ：楠元郁子（堀岡美香、西川貴子）
物乞いのリーダー：八幡顕光（吉本泰久、奥村康祐）
看守 ：山本隆之（厚地康雄、輪島拓也）
高級娼婦 ：厚木三杏 長田佳世 丸尾孝子 米沢 唯 川口 藍
踊る紳士 ：江本 拓 原 健太、奥村康祐
客 ：貝川鐵夫 輪島拓也
2012/6/23(土)晴 4:04-8:58？PM(40/休27/47/休26/26)3F正面 客席6割？(1000人？)
客層：20-30歳代中心に女性7，8割。土曜日とあってか、男性はお父さん結構。
客入れ：3Fはがらがら、2割くらいの入り。1,2Fは半分超かな。無料パンフは、
あらすじと、配役プロフィールの2枚。 恒例の特別メニューがあった模様。
9年振上演とか、初見ねこ。
舞台。絵画入った背景。装置は馬車、調度は椅子テーブル程度。むやみにたっぷり
したマントとか、衣装はゴージャス。
お話。ファムファタール・マノンの恋と破滅。18世紀フランス。妹マノンを兄レス
コーは女衒よろしく、金持ちのおじさん達に仲介。神学生デ・グリューとボーイ
ミーツガールと恋に落ちたマノンはくすねた金をもって逃走。見つけられて、
贅沢に目がくらんだマノンは金持ちのものへと。しかし、心は神学生との間で
揺れていて。
小野絢子・マノンを観に行く。大竹しのぶかよと思うほどに、嵌まりまくり。
蝶のように可憐キレイはもちろん、金と男で(下世話だけど）揺れる心情、汚れても
なお抗い起つ健気さ激しさ。惚れ直しました、しびれましたねこ。
周囲がむっちり美男子ぞろい、これがまた彼女を引き立てて、ええ仕事ぶり。
アクロバティックなダンスばかり。有為転変な、リフト三昧。男から男へなんて、
リフトでリレーしちゃうし、大変。激しい分、折折の心情を語るに増して、わかり
やすく表現して○。冒頭から、ソロ、デュオ、トリオ、そして群舞シーンが沢山。
それぞれのダンサーが期待に応えて、拍手浴び。最後に片足をめくる媚態がお約束
とか、振付の楽しいところ。暴力、陵辱とかバイオレンスシーンはバレエにしては
リアルすぎて、ファンはちょっと引きそう。
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