＠下北沢 駅前劇場(2012/10/4-21 21ステージ)
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全指定 前売・当日4200円 学生3500円
＠大阪 HEPホール 9/27-30 6ステージ
作：丸尾丸一郎 演出：菜月チョビ 音楽：入交星士 オレノグラフィティ
舞台監督：野口毅、上嶋倫子 演出助手：大野裕明 照明：黒尾芳昭
音響：鏑木知宏 舞台美術：秋山光洋 衣裳：赤穂美咲 ヘアメイク：宮内宏明
舞台撮影：彩高堂 舞台写真：和田咲子 宣伝写真：江森康之
宣伝衣装協力：花組芝居 企画製作：劇団鹿殺し 主催：株式会社オフィス鹿
出演：
オレノグラフイテイ：ー本松虎蔵
菜月チョビ：お蝶
山岸門人 ：藤曲兎丸、柳生剣士
橘輝次郎 ：三郎、柳生剣士、野伏せり、足軽
丸尾丸一郎：疾風猿ノ介、団子屋主人
傳田うに ：大政所・お万、野伏せり、くのいち
円山チカ ：お米、スニャン、町娘、仏像、野伏せり、忍者、足軽
坂本けこ美：石田三成、伍平、忍者、仏像、野伏せり、妹、三河侍、足軽
山口加菜 ：虎蔵の母、見廻り、柳生剣士、村人、野伏せり、くのいち、妹株、犬、
忍者、足軽
水野伽奈子：忍者、仏像、子供の虎蔵、見廻り、足軽
鷺沼恵美子：忍者、村人、仏像、野伏せり、くのいち、母、足軽
浅野康之 ：イ・ビョンホン、柳生剣士、村人、人質、足軽
峰ゆとり ：見廻り、村人、野伏せり、足軽
近藤茶 ：見廻り、カエル、足軽
丸山厚人 ：蝮弦兵衛、上杉謙信
山本光二郎[コンドルズ]：禿鷹
美津乃あわ：お竜
2012/10/18(木)雨 7:07-8:54PM(1'44)前方中央 客席満席(150人)
客層：20-30歳代中心、男女半々。
客入れ：劇場マックスの150席。番号が若い人は早め入場が吉。空席誘導常時あり。
空調対策だブランケット貸し出し積極的。折り込みチラシそれなり。パンフ A4
7ページ。挨拶、配役、歌詞、予定。次回公演 2-3月 三都市ツアー。物販。
公演DVD、Ｔシャツ、パーカー、バッジ、エコバック。カーテンコール2回3分。
久々小劇場公演、客席はすし詰め。
舞台。パイプとタンクな工場設備な台装置４つ、ドラム缶。これを見立て使用。
お話。戦国時代。近眼でめくら滅法な戦いぶりが強いものと誤解された田舎侍虎蔵。
実際はぱっとせず、時勢をみては有為転変。織田信長を敵とねらう、元大名家の姫・
お蝶に見いだされたのが転機。成り上がっていく、元相棒兎丸のちの秀吉との
一人の女性・お竜との恋の戦いとも描く、有為転変。
ぽきん金太郎飴といずれも青春物語、彼らならではの時代劇。侍は人を切らず
自分を見つめるものな信条で、自分探しする主人公。これを言葉に頼らず、ロックと
人生荒波を戦国に寄せて描く。スピーディな殺陣、櫓装置にのってなかなかの迫力。
ここを駅前劇場と思っていない、詰め込みが楽しいところ。破天荒な物語は面白く、
ハードボイルドであっても突き詰めず、一青春の悲喜劇とするのが独特。とほほ笑い
をあちこちまぶして、照れ隠しするのに愛情を感じさせて○。
役者。以前みたより、みんな風格雰囲気が増して魅力的。客演。きりっと役者顏と
芝居の丸山厚人。ギター侍として長淵愛がたっぷり、チョビ演じる姫とのデュオも
上々。無双の怪僧・山本光二郎。コンドルズのかっこいいダンスも観られて○。
もてもてお竜・美津乃あわ。メイク意外はほぼ抑制して演技。ちょっと欲求不満ねこ。
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