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 新国立劇場 オペラ「愛の妙薬」

 @初台 新国立劇場オペラ劇場(2013/1/31-2/12 5ステージ)
 http://www.nntt.jac.go.jp/
 全指定 S席23100円 A席18900円 B席12600円 C席7350円 D席4200円

 台本:フェリーチェ・ロマーニ 作曲:ガエターノ・ドニゼッティ
 指揮:ジュリアン・サレムクール 演出:チェーザレ・リエヴィ
 美術:ルイジ・ペーレゴ 衣裳:マリーナ・ルクサルド 照明:立田雄士
 再演演出:久恒秀典 舞台監督:村田健輔 合唱指揮:三澤洋史
 合唱:新国立劇場合唱団 管弦楽:東京交響楽団 芸術監督:尾高忠明
 制作:新国立劇場
 出演:
 ニコル・キャベル    :アディーナ
 アントニーノ・シラグーザ:ネモリーノ
 成田博之        :ベルコーレ
 レナート・ジローラミ  :ドゥルカマーラ
 九嶋香奈枝       :ジャンネッタ

 2013/02/03(日)晴 2:05-4:40PM(64/休25/60)2F下手 客席9割?(1600人?)
 客層:大人客席、シニア層多め。男女半々。
 客入れ:折り込みチラシ少々、パンフ A4両面。物販。パンフ 1000円。
 4:33PM終演、カーテンコール2回7分。尾高忠明氏による来シーズン演目説明会は
 パス。

 レパートリー上演、初見ねこ。
 舞台。緞帳がテキストのカラフルパッチワーク。上がると鏡面の床上に巨大な
 アルファベット文字オブジェLelisir。左右袖に巨大な背表紙、トリスタンと
 イゾルデ。は舞台手前のプロンプターボックスも本型で、時折手や小道具がでて
 舞台補助。
 お話。恋するアディーナの歓心を買おうと、偽薬売りから惚れ薬を買った
 ネモリーノ。金がないので軍隊入隊、それほどと傾くアディーナの女心。当人だけ
 知らずで、ネモリーノに遺産相続と聞いて、女達はアプローチ。薬の功徳と喜ぶ
 ネモリーノだが、アディーナは面白くない。

 たわいなさ過ぎる話を彩る、華やかな歌唱ぞくぞく。開放的なイタリアオペラだけど
 これは一層。とりわけて皆さんお楽しみのシラグーザ・ネモリーノの気持ちよすぎる
 甘く伸びやかな歌唱◎。ニコル・キャベルも負けずと、トランペットボイス。ああ
 快感。装置は都美術館展示かという巨大抽象、なんか祭り模様な物量感もすっきり
 してて○。
 

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