＠初台 新国立劇場中劇場（2013/6/25-30 5ステージ）
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指定 S席15750円 A席12600円 B席8400円 C席6300円 D席3150円
原作：泉鏡花 作曲：香月修 指揮：十束尚宏 演出：岩田達宗 美術：二村周作
衣裳：半田悦子 照明：沢田祐二
出演（6/25,28,30)
岡崎他加子：白雪
幸田浩子 ：百合
望月哲也 ：晃
黒田 博 ：学円
折江忠道 ：鉱蔵
高橋 淳 ：鯉七
晴 雅彦 ：弥太兵衛、蟹五郎
峰 茂樹 ：鯰入
竹本節子 ：万年姥
加茂下 稔：与十、初男
合唱：新国立劇場合唱団 管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団
2013/6/30(日)曇 2:07-4:32PM(58/休28/49)前方下手 客席9割(700?人)
客層：中年層中心に幅広く。女性過半数。
客入れ：最前6列目、最後尾を除き満遍なく席が埋まり。折り込みチラシなし、
パンフ B5両面。物販。パンフ B5 1000円。お菓子にはわらび餅。
カーテンコール2回10分。
新制作初演。
舞台。森の一軒家、神社、魔界の洞窟のジオラマ。鮮やかな色調と妖しい造形。
後方上方の闇に縄文模様の釣り鐘が不気味。
お話。池に住むという精霊を収めるため、鐘楼守を続ける若い夫婦。連日の干ばつに
村人は、その妻を生け贄に捧げよと迫る。たたりを疎かにした村人は、龍の眷族との
約束を破り、洪水に呑み込まれてしまう。
たっぷりと食べ応えあり。魔と人の対比が音楽、装いともくっきり。エモーショナル
によく唱う音楽。恋の絶対に魔物も人間もないと、豊かに聞かせ。リッチでリリカル
な弦、バリバリほえる管も○。龍神が暗黒舞踏の群舞でダイナミックに、新国立コー
ルドの力量発揮。地鳴、明らかに津波と生々しい追加脚色は胸に痛し。岡崎他加子・
白雪が細すぎることなく、キレイに聞かせ。魔物小物3匹がユーモラス、箸休めに
楽しいところ。
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