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 新国立劇場バレエ団2013/2014シーズンオープニングバレエ公演
 「バレエ・リュス ストラヴィンスキー・イブニング」

 @初台 新国立劇場オペラパレス(2013/1/13-17 4ステージ)
 http://www.nntt.jac.go.jp/
 全指定 S12600円 A10500円 B7350円 C4200円 D3150円

 指揮:クーン・カッセル 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 合唱:新国立劇場合唱団

 火の鳥 振付:ミハイル・フォーキン 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
 出演
 小野絢子(米沢 唯) :火の鳥
 山本隆之(菅野英男) :イワン王子
 寺田亜沙子(本島美和):王女
 M.トレウバエフ(古川和則):カスチェイ
 国立劇場バレエ団

 アポロ 振付:ジョージ・バランシン 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
 出演
 福岡雄大(C.ウォルシュ):アポロ
 小野絢子(本島美和) :テレプシコール
 寺田亜沙子(米沢 唯) :カリオペ
 長田佳世(奥田花純) :ポリヒムニア
 湯川麻美子(千歳美香子) :レト
 国立劇場バレエ団

 結婚 振付:ブロニスラヴァ・ニジンスカ 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
 出演
 本島美和(湯川麻美子):花嫁
 小口邦明(福岡雄大) :花婿
 国立劇場バレエ団

 2013/11/13(水)晴 7:06-10:01PM(44/休37/32/休27/27)3F中央前方 客席8割?(1500?人)
 客層:大人客席、女性過半数。
 客入れ:折り込みチラシ数枚。パンフ A4 2枚。物販。パンフ B5 1000円。
 カーテンコール 各3分3回平均 終演9:58頃後3分3回。

 ストラヴィンスキーでトリプルビル。演出・振り付けとも三者三様のお楽しみ。
 ・火の鳥
 舞台。果樹園、王宮。ルソーの絵のような童話挿し絵。
 お話。王子が火の鳥の助けを借り、魔王に捕らわれた王女を救って結婚する。

 絵になる、端正で美しい。音楽によく調和した流れが心地よく、クリーミーな
 コールドはさすが。小野絢子・火の鳥。しなやかでいて鋼の強さ。豊な表情も印象。
 M.トレウバエフ・魔王に愛嬌、もっとダンスがみたいなあねこ。

 ・アポロ
 舞台。モノトーン。
 お話。アポロの誕生から神格化、ミューズたちとの戯れ。

 彫刻なフォルムの美しさとユニークさ。クリーミーに解け合った火の鳥の欲求不満
 解消のバレエダンス三昧。高く早い男性、クールな女性とも陶然と、また晴れやかな
 気持ちに眺めるねこ。

 ・結婚
 お話・構成。ロシア農村の伝統的結婚儀礼にもとづくとかのテキスト合唱。
 ひたすら刻むピアノ四台を含むパーカッション。ロシアっぽい、その儀礼ぽい振りを
 とりまぜながら、ロシア構成主義にビオハメちゃうコールド。シンプルな民族衣装、
 無表情で独特の繰り返しぶりを刻むサイボーグなソリスト。

 高精度にキレがよくきめてカッコいいコールド。がぶり四つで力強い合唱とも新国立
 バレエ最高!な舞台。遠からず再演希望。

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