＠初台 新国立劇場オペラパレス(2013/11/28,12 1,4，7，10 5ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指定 S席21000円 A席15750円 B席10500円 C席6300円 D席3150円 Z席1500円
ジャック・オッフェンバック／全5幕 フランス語上演／字幕付
指揮：フレデリック・シャスラン 演出・美術・照明：フィリップ・アルロー
衣裳：アンドレア・ウーマン 振付：上田 遙
合唱 新国立劇場合唱団 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団
出演：
アルトゥーロ・チャコン＝クルス：ホフマン
アンジェラ・ブラウアー：ニクラウス、ミューズ
幸田浩子：オランピア
浜田理恵：アントニア
横山恵子：ジュリエッタ
マーク・S・ドス：リンドルフ、コッペリウス、ミラクル博士、ダペルトゥット
高橋 淳：アンドレ、コシュニーユ、フランツ、ピティキナッチョ
大澤 建：ルーテル、クレスペル
塩入功司：ヘルマン
渡辺文智：ナタナエル
柴山昌宣：スパランツァーニ
青山 貴：シュレーミル
山下牧子：アントニアの母の声、ステッラ
2013/12/01(日)快晴 2:05-5:56PM(1'07/休32/49/休32/43)2F下手 客席ほぼ満員(
客層：大人客席、女性過半数。
客入れ：バックステージツアーあり。無料パンフ B5両面。物販。パンフ B5 1000円。
アンケート回答の粗品はクリアファイル。5:48PM終演、カーテンコール3回8分。
舞台。至って蛍光色。1幕、薄緑の斜面がぐるぐる回り(アバウト)。2幕ではダリ、
半ば埋もれた食卓、頭上に巨大な箱、沢山バイオリン。で、3幕。遠く劇場の緞帳を
見込むメタ構図。いずれも派手な色彩と、変形したあれこれを置いた幻想画舞台。
お話。詩人ホフマンの悲劇的破滅的な恋遍歴。劇場隣接の酒場。歌姫ステッラとの
逢瀬を待ちながら詩人が酩酊にみる夢。3人の女性は機械人形・オリンピア、
歌手志望・アントニア、娼婦ジュリエッタ。心配げに詩人に付きそうは美神ミューズ。
美しく力強い、攻めの作品を鮮やかにプレゼン。派手な色彩はシュールな造形で
ケバさベタさ歯止め。背景にあるミューズのホフマンへの愛情も、ラストに丁寧に
描いて、余韻を残し。定評あるコーラスとバレエアンサンブルがきっちり場をつくり。
ソロ歌手達は力こぶ歌唱。甘く伸びやかな、アルトゥーロ・ホフマン。艶やかな
低音の魅力、マークのヒール役。見た目とも美丈夫なアンジェラ・ミューズ。
そして、線は細けど見事なトランペットヴォイス、幸田浩子・オリンピア。
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