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 新国立劇場 オペラ「死の都」

 @初台 新国立劇場オペラパレス(2013/3/12,15,18,21,24 5ステージ)
 http://www.nntt.jac.go.jp/
 全指定 S席1階正面 26250円  S席1階 26250円  S席2階 26250円
 A席2階 21000円  B席3階 14700円  B席2階ドア側 14700円
 C席4階 8400円  C席3階ドア側 8400円  D席 5250円 Z席 1500円

 全3幕 ドイツ語上演 字幕付 原作:ジョルジュ・ローデンバック
 台本:パウル・ショット(ユリウス・コルンゴルト/エーリヒ・ヴォルフガング・
 コルンゴルト)作曲:エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト
 指揮:ヤロスラフ・キズリンク 演出:カスパー・ホルテン
 美術:エス・デヴリン 衣裳:カトリーナ・リンゼイ
 昭明:ヴォルフガング・ケッヘル 振付:シグネ・ファブリツィヴス
 再演演出:アンナ・ケロ 合唱指揮:三澤洋史 音楽ヘッドコーチ:石坂宏
 児童合唱指導:掛江みどり 舞台監督:斉藤美穂
 合唱:新国立劇場合唱団 児童合唱:世田谷ジュニア合唱団 管弦楽:東京交響楽団
 芸術監督:尾高忠明
 出演;
 トルステン・ケール:パウル
 ミーガン・ミラー :マリェッタ、マリーの声
 アントン・ケレミチェ:フランク、フリッツ
 山下牧子 :ブリギッタ
 平井香織 :ユリェッテ
 小野美咲 :リュシェンヌ
 小原啓楼 :ガストン(声)、ヴィクトリン
 糸賀修平 :アルバート伯爵
 エマ・ハワード:マリー(黙役)
 白髭真二 :ガストン(ダンサー)

 2014/03/21(土)晴 2:02-5:29PM(51/休26/51/休27/46)2階上手 客席ほぼ満員(1800人)
 客層:シニアも多い大人客席。休日とあってカップル結構。
 客入れ:まんべんなく埋まり。折り込みチラシなし。パンフ B5両面 配役、あらすじ。
 物販。パンフ B5 1000円。カーテンコール2回6分。

 作家23才の作品とか。
 舞台。床と壁一面に亡き妻を忍ぶ小物。ポートレート、バラ、ドールハウスのような
 聖遺物箱。中央にダブルベッド。正面は階段かと思うブラインド。開けると、
 巨大なグーグルマップ。舞台の町のリアル写真を活用した背景。
 お話。亡き妻を愛し続ける夫パウル。横やりに女優がモーションを掛けてくる。まず
 劣等感、あろう事か愛情へと。しかし頑なパウルに業を煮やし、女優は憎しみを抱く
 ようになり。

 耽美華麗も単調な音楽に、午睡に墜ちそうになるねこ。3幕の愛憎劇と変ずるところ
 で興味、復活。亡き妻役を常駐させ、生者の感情を鏡と投影して劇的効果あげ。
 常駐は主役達もで、もう出ずっぱりで歌いっぱなし。パウル役・トルステン・
 ケール、マリェッタ役・アントン・ケレミチェとも緊迫の糸を緩めず、豊かな歌唱と
 演技で応え、見応えありねこ。

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