＠渋谷 シアターコクーン（2014/6/6ｰ28 36ステージ）
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/
一等平場席13000円 一等椅子席13000円 二等席9000円 三等席5000円
立ち見Ａ3500円 立ち見Ｂ2500円
作：河竹黙阿弥 演出・美術：串田和美 補綴：竹柴徳太朗
技術監督：櫻綴 照明：齋藤茂男 音楽監督：伊藤ヨタロウ
音楽・音響コーディネイト：澤井宏始 衣装：ひびのこづえ 映像：栗山聡之
立師：中村いてう 演出助手：長塚圭史[阿佐ヶ谷スパイダース]
舞台監督：藤森篠次 ギター(録音)：今堀恒雄 制作：山根成之ほか
主催・製作：松竹株式会社、Bunkamura
出演 前回二演 今回 2007/6/7-28 2014/6/6ｰ28 33ステージ 36ステージ 一等平場席13000円 ← 64/90/18分 68/87/22分 和尚吉三 ：勘三郎 勘九郎 お坊吉三 ：橋之助 松也 お嬢吉三 ：福助 七之助
木屋の手代十三郎：勘太郎 新悟 伝吉娘おとせ ：七之助 鶴松
海老名軍蔵 ：橋之助 真那胡敬二 太郎右衛門 ：勘三郎 大森博史 土左衛門伝吉 ：笹野高史 ← 研師与九兵衛 ：亀蔵 ← 夜鷹うで蛸おいぼ：芝喜松 徳松 夜鷹婆ァおはぜ ：内田紳一郎 ← 夜鷹虎鰒おてふ ：大月秀幸 ← 夜鷹の妓夫けんのみ権次：仲二朗 松五郎 夜鷹どろ亀おさん：小山三 ？ 捕手頭長沼六郎 ：仲二朗 大森博史
堂守源次坊 ：山左衛門 笈田ヨシ 八百屋久兵衛 ：勘之丞 真那胡敬二 安森の若党弥作 ：芝のぶ ？
2014/6/7(土)雨 12:00ｰ3:27PM(内訳下記)平場最前列 客席超満席(760人?)
客層：女性9割、平均30才台かな。
客入れ:チラシ、パンフなし。物販。パンフ 大きめA4 1800円。結構読み物
Ｔシャツ3000円 団扇？円 手ぬぐい1500円 チケットホルダ400円 カツサンド600円
豆大福500円 ドーナツ500円 おにぎり 焼きそば 寿司など。
終演3:23PM カーテンコール2回4分 二回目オールスタンディング。
2007年以来。次、次々世代を担う俳優にキャスト一新。第二期コクーン歌舞伎＠串田
第１弾。
舞台。円形の本水堀に橋を渡し、ぐるぐる回し。二階建ての江戸家屋はオーソドックス
なしつらえ、意匠や絵画には時代をつけ。音楽はギター、アフリカンドラム、ベースで
ソリッドで力動感あるものとし。
お話。お坊吉三、和尚吉三、お嬢吉三 3人の盗賊を主人公に100両の金と名刀を
巡る白波物。道皮肉な血縁を巡る、因縁を絡ませ。
昭和(前回まで)アバンギャルドよさらば、写実的な江戸スタイリッシュに一変。
遊びの時間はおしまいと、リアルな心理劇をスピーディに演出。中村屋兄弟、
とりわけ剛健・勘九郎にはよく合い。数奇な運命、屈託した人生を背負った、10-20
才代不良少年達。なぜ兄弟仁義に固持したのか。正気を保つためか、既に狂気にいって
しまっていたのか。懸命に生きる様が痛ましく、胸に迫り。名剣と100両の因縁話を
発端からきちんと描き。歌舞伎抜き出しではわからないとこがすっきり腑に落ち。
重悲劇・人間ドラマとして、確かな手応えを持って見ることができ。終盤は疾風怒濤
高速安定性に優れ、興奮を誘うグルーブで客席を巻き込み・雪中死闘。白く燃え尽き
た三人に満座の拍手止まず。
序幕12:00-13:08
幕間15分
二幕目13:23-14:50
幕間11分
大詰15:01-15:23
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