＠池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト(2014/09/19-28 10ステージ)
https://www.geigeki.jp/
全指定 前半割-21 前売3200円 当日3500円 前売3500円 当日3800円
学生 前売・当日共2500円 高校生割引1000円
＠北九州 北九州芸術劇場 小劇場 10/11-12 3ステージ
作・演出：松井周 舞台監督：谷澤拓巳 舞台美術：杉山至＋鴉屋
照明：木藤歩 音楽：宇波拓 音響：牛川紀政 衣裳：小松陽佳留
演出助手：郷淳子 ドラマターグ：野村政之 WEBデザイン：斎藤拓
宣伝写真：momoko japan フライヤーデザイン：京(kyo.designworks)
制作：冨永直子(quinada)、富田明日香 企画：松井周、三好佐智子(quinada)
主催：サンプル、quinada 助成：芸術文化振興基金
提携：東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、北九州芸術劇場
(公益財団法人北九州市芸術文化振興財団)
出演：
古屋隆太 ：父
町田マリー：母
奥田洋平 ：息子
羽場睦子 ：老婦人
野津あおい：ゾーン・トレーナー
金子岳憲 ：男
2014/09/21(日)晴 2:05-3:47PM(1'45)前方中央 客席ほぼ満席(240人)
客層：学生、20-30才代中心、ベテランもぽちぽち。男性過半数？。
客入れ：客入れ時から後方で役者往来。やや高めの島舞台を三方囲み。正面XE、F…
9列。サイド2列。折り込みチラシ厚め。パンフ A4両面。物販。上演台本900円。
カーテンコール1回。
舞台。フラットな□の四隅外に家電、ミニ扇風機、冷蔵庫、掃除機、ミキサー。
センターに二つ繋がりの高低テーブル。移動式でレイアウト変えられて便利。
屋内外とも蔦が絡まり、花が咲き。後方に椅子、役者常駐して待機。
お話。家に3ヶ月帰らない等の夫へ離婚を迫る妻、お前はどうなんだと切り返す
夫は結構意固地。2人の子供は夫の仕事のパートナーで、人間離れした特殊な人種。
妻には恋人があり、仕事もプライベートも四面楚歌。つい性欲に走って失敗したりで
自己嫌悪の日々。ゾーン・トレーナーの元へスピリチュアルな助言を請いに通って
いる。
垣根を倫理を取り去った先で、どうしますかという問題大ぶるまい。進化した再生
医療、遺伝子操作、宗教由来の常識外の価値観が横溢。生と死のケジメ、親子、
男女の結びつき、人間とモノの境界がグズグズ。いまやSFじゃないリアルな実感も
伴うからなおさらに。改めて考えなくちゃという悶絶次第。気持ち悪いけど、泥沼ぶりが
面白いという。ケジメつけられなくとも、折り合いを、変態行為でもつけていく(演劇的)
所作がらしい所。
ストレスフルな従来装置ではなく、会話バトルに注力して原点回帰？。染め上げる
無機質で生活感のない照明に、生活音で醸すよな音楽？の取り合わせが奇妙。
たっぷりとしたいい声なのに小さい人間役、古屋隆太。ダンスをしてくれて嬉しい
野津あおい。通常からするとち狂っているキャラの中、真っ当な役、町田マリー。
これまでと真逆な立ち位置が面白いねこ。
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