＠初台 新国立劇場 オペラ劇場(2014/10/16,19,22,24,26 5ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/
全指定 S席23760円 A席19440円 B席12960円 C席7560円 D席4320円
作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 演出：グリシャ・アサガロフ
指揮:ラルフ・ヴァイケルト 美術・衣裳:ルイジ・ペーレゴ
照明:マーティン・ゲプハルト 合唱指揮：三澤洋史 音楽ヘッドコーチ：石坂宏
舞台監督：斉藤美穂 合唱：新国立劇場合唱団
管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団 芸術監督：飯守泰次郎 制作：新国立劇場
出演
アドリアン・エレート：ドン・ジョヴァンニ
妻屋秀和 ：騎士長
マルコ・ヴィンコ ：レポレッロ
カルメラ・レミージョ：ドンナ・アンナ
パオロ・ファナーレ :ドン・オッターヴィオ
アガ・ミコライ :ドンナ・エルヴィーラ
町英和 :マゼット
鷲尾麻衣 :ツェルリーナ
合唱:新国立劇場合唱団 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
2014/10/20(日)晴 2:03-5:33PM(1'35/休28/1'27)2F上手 客席ほぼ満員?(1800人？)
客層：中年とシニア層中心の大人客席、あと学生。
客入れ：まんべんなく埋まり。折り込みチラシ少々。パンフ A4両面。物販。パンフ
B5 1000円。5:33PM終演、はしご観劇の都合でカーテンコール1回で退出したねこ。
舞台。ベニスの運河写真背景〜黒光りの床を水面見立て。渋い柄もの壁、仕切りにも
使われ。舞踏会で巨大チェスのコマ。地味も場面にあった色彩が施された印象。
お話。伝説的プレイボーイの手練手管と、彼を敵と追う者達の追いつ追われつ、
そして地獄落ちの顛末を描く。
歌手が揃って満遍なく楽しめ。ドン・ジョヴァンニのエリート、群を抜いた歌唱で
終始ハンサムに聞かせてくれ。従者レポレッロのマルコ・ヴィンコはキビキビ＋
コクのある歌唱。ドンナ・アンナのカルメラ・レミージョは自然体、キレイな
ソプラノで聞かせ。その婚約者・ドン・オッターヴィオのパオロ・ファナーレは
気持ちの良いテノール。ドンを敵と狙うドンナ・エルヴィーラのアガ・ミコライは
堂々の演技と歌唱。
演奏は適度にメリハリあり、東フィルがよく唱い。美術。巨大なチェス駒にセクシャル
な暗喩を仄めかしつつも控えめ、安心して楽しめ。