＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2014/12/01-28
30ステージ)休演12/3,10,17,24
http://setagaya-pt.jp/
全指定 S席8500円 A席6500円
作：真船豊 演出：長塚圭史[阿佐ヶ谷スパイダース] 美術：島次郎
照明：佐藤啓 衣装：宮本宣子
音響：加藤温 ヘアメイク：宮内宏明
舞台監督：大垣敏朗
プロデューサー：北村明子
提携：公益財団法人せたがや文化財団
後援：世田谷区 企画・製作：シス・カンパニー
出演：
鈴木京香 ：おとり(萬三郎の叔母)
高橋克実 ：萬三郎（兄）
江口のりこ[東京乾電池]：おしま（妹）
山本龍二[青年座] ：山影先生（馬医者）
峯村リエ[ナイロン100℃] ：伊勢金のおかみ
佐藤直子[演劇集団 円] ：古町のかか様（女地主）
塚本幸男 ：弥五（馬車ひき）
赤堀雅秋[THE SHAMPOO HAT] ：喜平（百姓）
白石加代子：おかじ（母）
赤石灯子・小林姫鈴（Wキャスト）：お咲（おしまの娘）
萩原羽奈・齋藤さくら（Wキャスト）：お君（おしまの娘）
2014/12/07（日）晴 2:01-4:20PM（60/休15/1'04）1F前方上手 客席1Fほぼ満席(500?人)
客層：大人中心、女性7，8割。
客入れ：A席最前。折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ B5 1000円。
カーテンコール1回。
1934年初演作品、新劇界のヒットメーカーのデビュー作とか。初見ねこ。
舞台。板張りの巨大な小屋。畳も調度もないもぬけの殻。置くにつれて闇が深く
その中に鳥小屋の壁と扉が浮かび。
お話。昭和初期、かつては家老の宿として栄えた旧家も落ちぶり果て、人手に渡って
いる。買戻しがため、長男は出稼ぎにでて、祖母が家を守っている。大金をもって
長男が帰ってきたと聞きつけ、欲の皮が突っ張った輩が集まってくる。
身もふたもない欲望のぶつかり合いを赤裸々に描く強烈会話劇。見ものは老婆・白石
加代子と、ピカレスク おとり・鈴木京香の蛇とマングース対決。負けるどころか、
圧倒する鈴木京香の悪女ぶりに目を見張るねこ。脇役陣は主役級、目覚ましい演技で
加わるけど、束になってもかなわない感がして凄し。闇を従える演出がまたぐっと
くる、けど前半に睡魔がきてしまい、すいませんねこ。
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