＠初台 新国立劇場 オペラ劇場(2015/5/24,27,30,6/2,4 5ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/
全指定 S席23760円 A席19440円 B席12960円 C席7560円 D席4320円
作曲：リヒャルト・シュトラウス 台本：フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
指揮：シュテファン・ショルテス 演出：ジョナサン・ミラー
美術・衣裳：イザベラ・バイウォーター 照明：磯野睦 制作：新国立劇場
出演： アンネ・シュヴァーネヴィルムス：元帥夫人(陸軍元帥妻、貴婦人) ユルゲン・リン ：オックス男爵(スケベな田舎貴族） ステファニー・アタナソフ ：オクタヴィアン(伯爵家の若き貴公子） クレメンス・ウンターライナー ：ファーニナル（新興貴族、ゾフィー父） アンケ・ブリーゲル ：ゾフー(オックス男爵の婚約者） 田中三佐代 ：マリアンネ 大野光彦(高橋淳急病代役) ：ヴァルツァッキ 加納悦子 ：アンニーナ 妻屋秀和 ：警部 加茂下稔（大野光彦から変更） ：元帥夫人の執事 村上公太 ：ファーニナル家の執事 晴雅彦 ：公証人 加茂下稔 ：料理屋の主人 水口聡 ：テノール歌手 佐藤路子 ：帽子屋 土崎譲 ：動物商 合唱：新国立劇場合唱団 管弦楽：東京フィルハーモニー交響楽団
2015/05/30(土)晴 2:08-6:18PM(70/休28/56/休30/67)2F下手サイド 客席満席(1700人)
客層：大人客席。男性過半数かな？。
客入れ：いつものパンフ B5両面がロビー置き。バックステージツアーあり。開演前に
プロデューサー氏から代役のアナウンス。物販。パンフ B5 1000円 6:09PM終演
カーテンコール4回9分。
舞台。ロココ調の調度ある白亜の居室。寝室→ラウンジ→客間？。いずれも廊下と
天井の一部込み。たっぷりと奥行きをとった空間でパースが効かせ。
お話。伯爵夫人の10代の恋人は、結婚儀礼のバラをもっていった先の娘と出会い
恋に落ちる。好色な田舎貴族に粗野な扱いをされる彼女を救おうと一計を巡らせる。
唄、演技、ビジュアルとも揃った歌手陣が楽しいねこ。絵に描いたような美声年
スタイルのステファニー・アタナソフ。よく通る透明な歌唱、よく動いて表情も
豊かと小気味いいねこ。対戦するファルスタッフな親父オックス男爵に、ユルゲン・
リン。実に楽しそうにノリノリの歌唱と演技。髪の滑稽な演出らサービスたっぷり。
間に入る実直な娘ゾフー・アンケ・ブリーゲル。地味な役回りもしっかりと届く
透明感ある声と演技。若き恋人の幸福を願って遠く見守る・元帥夫人アンネ・シュ
ヴァーネヴィルムス、憂いを含んだ陰影ある歌唱が素敵。
オーケストラサウンドは豊潤。色彩豊かに切れよく演奏して快感を呼び。
指揮、それと演出ともほどよさに好感ねこ。
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