＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター(2015/10/9-12 5ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全指定 一般 S席7500円（1階席・2階席）SA席7000円（1階席前方5列、字幕見切れ席)
SB席7000円（2階サイド席）A席5500円（3階席） 高校生以下一般料金の半額
U24 一般料金の半額 友の会会員割引 S席7000円
せたがやアーツカード会員割引 S席7200円（1階・2階)
作・演出：ロベール・ルパージュ 美術デザイン：Carl Fillion
プロップデザイン：Claudia Gendreau 照明デザイン：Bruno Matte
音響デザイン：Jean-Sebastien Cote 映像デザイン：Lionel Arnould
衣裳デザイン：Francois St-Aubin 「英語翻訳」：Jenny Montgomery
字幕翻訳：小川絵梨子 技術監督：熊谷明人
プロダクション・マネージャー：福田純平 プロデューサー：穂坂知恵子
宣伝美術：近藤一弥
出演：
Marc Labreche and Wellesley Robertson III ほか
2015/10/09(金)晴 7:08-8:45PM(1'35)1F前方上手 客席7割(500人？）
客層：大人客席、30才代以上中心。女性7割。
客入れ:1Fほぼ満員。2，3階半分以下。折り込みチラシそれなり。
パンフ B5 3ページ 英訳1枚。物販なし。字幕用モニタが左右端。演技空間と離れて
いて、EFより前列は見難し。カーテンコール2回1分。最後は小川さんと黒衣スタッフ
こんな大勢でと驚かされるねこ。
カナダの演出家・新作。一人芝居を二人芝居にリメイクしたものとか。初見ねこ。
舞台。三面壁の白い立方体のみ。実は忍者屋敷な装置に映像投影して変幻自在。
お話。マイルス・デイヴィスのジャズフェス映画のナレーションの仕事でカナダから
パリに渡った男性俳優。傷心癒えない彼は、当時のマイルスやジャン・コクトーの
苦しみに自身の内面を重ね、心身を離脱していく。
閉じても醒めない幻想の本。美しくて哀しい、いい香りがする新しい場面と物語が
次々と展開。重力を感じさせず浮遊する、演出世界の残り香に酔いっぱなしねこ。
空間美術のドライではない質感、シックな色合いが素敵。テキストと役者には、
ユーモアや毒があって、ほどよくスパイシー。マイルスのミュートプレイ好きねこ
には期待通りの1曲目・死刑台の…♪ムーディが流れてからはもう心酔。Marcさんの
声も素敵だし。ええ感じの夜を過ごさせてもらったねこ。
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