＠渋谷 シアターコクーン(2015/10/9-25 20ステージ）休演10/13、20
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/
全指定 S席10000円 A席8000円 コクーンシート5000円
当日（土日祝） 中２階立見券3500円 2階立見券2500円
＠大阪 森ノ宮ピロティホール 10/29-11/1 ステージ
作・演出：赤堀雅秋[THE SHAMPOO HAT
] 振付：小野寺修二[カンパニーデラシネラ]
美術：金井勇一郎 照明：原田保、吉川ひろ子 音響：井上正弘 衣裳：十川ヒロコ
ヘアメイク：鎌田直樹 演出助手：坂本聖子 舞台監督：南部丈
宣伝広報：吉田プロモーション 主催：Bunkamura、テレビ東京
企画・製作：Bunkamura
出演：
北村一輝：五味健次
大倉孝二[ナイロン100℃]：八田信一
池田成志：真鍋和彦
吉高由里子：佐久間道子
峯村リエ[ナイロン100℃]：ママ
趣里[オーストラ・マコンドー]：坂口春奈
冨浦智嗣：諸星 薫
三村和敬：箱崎良太
濱田マリ：坂口節子
大鷹明良：大友邦夫
秋山菜津子：真鍋順子
小嶋亜衣：庶民とかイルカとか魂とか
崎山莉奈：庶民とか猫とか魂とか
仁科 幸：庶民とかバレリーナとか魂とか
浜田亜衣：庶民とかイルカとか猫とか
李真由子：庶民とか影とかイルカとか
渡邊絵理：庶民とか猫とかイルカとか
若羽幸平[大駱駝艦]：庶民とか犬とか婆さんとか
小林優太[大駱駝艦]：庶民とか魂とか父とか
中野富吉[さいたまゴールドシアター]（声の出演）：五味の父
2015/10/16(金)雨 7:00ｰ10:03PM(1'29/休16/1'17)2F上手 客席ほぼ満員(700人？）
客層：20ｰ30才代中心に女性7割、あとおじさん。
客入れ:ぽつぽつ空席、当日立ち見3人。折り込みチラシ厚め。パンフ A4 1枚に配役、
スタッフ。物販。パンフ A4 1800円。ポスターなし。カーテンコール2回2分。
「殺風景」に続く、赤堀雅秋書き下ろし作品。
舞台。渋色の木製タイル壁が三方。ワイヤフレームな立方体を部屋や調度に見立て、
種々組み合わせて場を現し。
お話。個性の建設作業員3人(北村、大倉、池田）と新入りは、動物救護の募金活動家
と急接近。あろうことか新入りが募金をもっと行方不明、これを追うことになる。
という安い不条理の中、軽くはないそれぞれの事情、有様が描かれていく。
物語定めぬ無軌道な流れの中、寄る辺ない人の哀切、見守る人(お客含）の情けが
浮かぶ刹那切々。詳細は略も、瀬戸際に立つ危ういキャラ達がぞろぞろ。モノローグ
な会話に走りがちな個々の尖りぶり、劇的ありさまを面白くみるねこ。ベテランが
気づきあげた今を崩しかねない演出にニヤリ。凍った時間に生きる趣里と池田、
浜田家族。趣里のヒリヒリ感、念波に打たれるねこ。コロスは転換作業、
また不穏な空気を察したかのよう軟体に漂うように踊り。地味も強く時間と場を現して◎。
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