＠小竹向原 アトリエ春風舎(2016/1/5-10 7ステージ)
全自由(整理番号付き) 予約2500円 当日3000円 18歳以下（予約・当日）1000円
前半割 2000円
作・演出：山内晶[青年団/AnK] 音楽：涌井智仁 照明：山岡茉友子（青年団）
音響：櫻内憧海 空間プロデューサー：山内耀介 舞台監督：板部文（劇団5454）
衣装協力：森本華（ロロ） 演出助手：三浦雨林（無隣館）
制作：有上麻衣（青年団）、幡野萌（AnK） http://www.ankankank.me/
総合プロデューサー：平田オリザ 企画制作：青年団、(有)アゴラ企画・
こまばアゴラ劇場 主催：(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
出演：
藤松祥子[青年団]：百舌（もず）
井上みなみ[青年団]：蜂鳥（はちどり）
2016/01/07(木)晴 7:33-8:42PM（1'09)前方中央 客席超満員(50人)
客層：学生、20歳代とおじさん。男性過半数。
客入れ：開場時30人ほど。ベンチ1、椅子4列。パンフ A5 3ページ。不条理劇入門
記事掲載。物販なし。カーテンコール1回。
初見ねこ。
舞台。かわいい系ゴミアートに囲まれ。紙片中心にぐるりドーナツ状、中央段ボール
上に黒電話。上手、電飾付き傘、本箱、ワインボトル、時計、下手、紙の花、化粧品
おもちゃの弓矢。正面奥に自転車ら。上手天井から大小ミラーボール３。回転する
LED照明、レーザー光線、スモークマシンが置かれ。
お話。ゴドー待ちがモチーフ。電話を待つ女子2人。昼にお喋りパーティ、夜に
時折我に帰る。好きになりたい、楽しいことだけをつくりたいのに。
童話の本を閉じてしまうと味気ない、孤独への恐れと戦い続ける女子2人の奮闘記。
絶え間ない上滑りのお喋り、ままごとの連続。照明が変化、昼夜を繰り返し、加え
彩りと闇の効果を添える。浮世離れした会話に電話のベルが突発し、しゅんと現実に
帰るループ。設定不詳の不条理劇だけど、痛々しさは生々しく伝わり、時折涙。
女優2人の傷つくほどの善戦演技を堪能するねこ。
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