＠初台 新国立劇場 小劇場(2016/07/13-31 18ステージ)休演7/1、7/26
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全指定 A席5400円 B席3240円 Z席1620円
作：別役実 演出：宮田慶子 美術：池田ともゆき 照明：中川隆一
音楽：仙波清彦 音響：上田好生 衣裳：半田悦子 ヘアメイク：川端富生
演出助手：渡邊千穂 舞台監督：澁谷壽久 制作：茂木令子、小仲やすえ
プロデューサー：太田衛 主催：新国立劇場
出演：
和音美桜：姫
山崎 一：男
花王おさむ：老爺
松金よね子：老婆
増子倭文江：女
橋本 淳：風魔の三郎
竹下景子：盲目の女
瑳川哲朗：ミカド
今國雅彦：手下1
稲葉俊一：手下2
後藤雄太：手下3
草彅智文：手下4
2016/07/22(金)曇 7:00-8:50PM(1'50)中段中央 客席ほぼ満員(300人)
客層：いつものようシニア層中心。女性過半数。
客入れ：雛壇17列、バルコニー両1列。折り込みチラシ厚め。配役表ロビー置き。
物販。パンフ B5 800円。岩松了寄稿あり。カーテンコール1回。
1年半にわたった別役実フェスティバル最終、新作書き下ろし。
舞台。高く竹林。土色の床。
お話。人里離れた竹林。心中場所を探して彷徨う老夫婦。そこと決め、芋がゆを
啜るところに旅姿の姫が現れる。救いを求められるが、誰に追われているか
判らないという不可解。やがて、事情を抱えた人々が往来し、思惑がもつれ合う。
2時間弱という常ならぬ長さの新作、健勝の証がまず嬉しいところ。訳はわからない
がギラギラした人物や言動が意外でほよよねこ。その中、剽悍に狂言を廻す老夫婦
松金よね子と、とりわけ貴重ベテランの花王おさむの味わい◎。煌煌とした群像劇を
支えて素敵。
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