＠東静岡 静岡芸術劇場(2017/10/07-08、14-15、21-22 6ステージ)
http://spac.or.jp/theatre_theatre
全指定 一般4100円 ペア割引3600円 グループ割引3200円 ゆうゆう割引3400円
学生割引［大学生・専門学校生］2000円［高校生以下］1000円
障がい者割引2800円 静岡県内の小学生は招待（1公演5名）
原作：モリエール 潤色・演出：ノゾエ征爾[はえぎわ]
舞台監督：内野彰子 舞台美術デザイン：深沢襟 照明デザイン：大迫浩二
衣裳デザイン：駒井友美子 劇中歌： ノゾエール 振付：たにぐちいくこ
演出部：降矢一美、秡川幸雄 美術担当： 三輪香織 照明操作： 小早川洋也
音響：原田忍、林哲也、澤田百希乃 ワードローブ： 川合玲子
制作：米山淳一、佐藤亮太、布施知範
主催：SPAC ? 静岡県舞台芸術センター
支援：平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
http://spac.or.jp/le_malade_imaginaire_2017.html
出演：
阿部一徳：アルガン（自分を病気だと思いこむ）
石井萠水：ルイジ（アルガンの次女）
泉陽二：スメル(薬剤師)、トーマス(ディアスの息子)、ピュルル(アンガスの主治医)
大高浩一：ディアス(ピュルルの義兄弟)、ヘラルド（アルガンの弟）
榊原有美：アンジ（アルガンの長女）
本多麻紀：ベリー（アルガンの後妻）
牧山祐大：トット（アルガン家の家政婦）
山口航太：ポンヌフ（ベリーの弁護士）、ケロッグ（アンジの恋人）
2017/10/15(日)雨 2:04-4:02PM(1'58)前方中央 客席8割？(300？人)
客層：大人中心。男女半々。
客入れ:プレトーク(13:35-47)。折り込みチラシそれなり。パンフ B5縦折 8ページ。
物販。学生向け公演パンフ A4 200円。カーテンコール3回2分。
プレトーク。モリエールの演劇人生変遷。悲劇を喜劇作家が書いた、医者嫌いの
モリエールがクスリ漬けで医者に掛かっていた主人公を演じていた。亡くなる直前
まで舞台で観客を笑わせていた。等。
舞台。傾斜ついた舞台客席装置。下手上方に便座。中央付近は白布が掛けられて
「ベッド」。取りまいて階段〜床は石畳。
お話。自分を病気だと信じて医者のいいなり、娘も医者と結婚させようとする始末。
後妻は貞淑な妻を装いながら、財産目当て。主人公の弟と家政婦はなんとかしようと
一計を巡らす。
そんなにも医師を風刺という、最後は死んだ主人公を踊る医師に仕立てるし(苦笑)。
あの手この手で笑いの実験室、原作に現在視点なメタを追加、サービス精神豊富。
ずっけても影、人の業が笑いに重なり。視点はクールも哀しい存在を温かく
見つめてて好感。主人公の娘・石井萠水さんの吹っ切れぶりに目が点ねこ。
アフタートーク 4:10？-4:35PM(25)50人参加
栗原類（モデル・俳優）、ノゾエ征爾 司会：石井萠水
栗原 現代とリンク、偶然から生まれる笑い。1人の男のまがままに巻き込まれるが
周囲が温かくて．ラストは死体で遊ぶ、吹っ切れてる。
ノゾエ モリエール自身が主人子を演じて、上演4日目で死んだのが一番。大きな
流れは原作通り、細かいねたをいれて。（設定？）現代と言い切れない、曖昧に。
栗原 現代の劇場支配人（ノゾエ）の妄想かと（ノゾエ それは素敵）。
ノゾエ 初演は宮城さんが演じた、役者はうっすら白塗り(亡霊？）。
石井 ノゾエさんは毎日追加して変える。
ノゾエ 本人にしか変えるといわず、舞台でやると周りが動揺するらしく、今は
知らせるようにと。現場で生まれる者が絶対。こわされて本当，柔軟にと。
桑原(芝居の取り組み）判るまで演出からくみ取る．素直になる嘘をつかない。
ノゾエ 無理な役なのに無理がない、なるほどね。
栗原（SPACの俳優）身体のコントロールが凄い。ノゾエさんが好きそうな変な動きが
説得力がある。
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