＠日本大通り KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ（2018/05/05-15 10ステージ）
全自由(整理番号付) 前売一般（前半割 5/5〜5/10） 3500円 当日一般4000円
（後半 5/12〜5/15） 4000円 当日一般 4500円 U24(24歳以下) 2000円
高校生以下1000円
作・演出：松井周 舞台美術：カミイケタクヤ 音楽：宇波拓
照明：伊藤泰行(真昼) 音響：牛川紀政 衣裳：小松陽佳留 演出助手：中村未希
舞台監督：櫻井健太郎 編集：鈴木理映子 広報協力：服部佑子
制作：堀朝美、小沼知子(KAAT) 運営：富田明日香(quinada) 協力：quinada
宣伝美術：内田圭 イラストレーション：寺本愛
主催：KAAT神奈川芸術劇場 企画制作：一般社団法人サンプル、KAAT神奈川芸術劇場
出演：
戸川純：ツルオ(65才 元ポップスター)
野津あおい：ザラメ（バイパスの嫁）
稲継美保：ヌルミ（バイパスの母）
板橋駿谷：バイパス
椎橋綾那：クッコ（近所）
松井周：タップ、謎の男
2018/05/09(水）曇 7:05-8:56PM(1'50)前方上手 客席ほぼ満員（200人）
客層：20-30才代最多で幅広く。男女半々。
客入れ：桟敷1、雛壇8列。折り込みチラシ厚め。パンフ B5 3ページ。
物販。クリアファイル500円ほか。カーテンコール2回1分。
一人劇団となった新生サンプル、第一弾。
舞台。粗大ゴミ置き場な平場。後方に入口スロープ。ドーム型廃材住宅。屋根は
ビニール、前面にタイヤの椅子？。
お話。近未来。唄うこと、恋愛禁止、子作りは国家統制のディスピア。山鹿に流れて
きた一家の主ツルオは安楽死を迎えている。外から人がやってきて、慎ましく生きる
彼らに変化が現れる、が。
奪われ続ける人々に残されたのは、生きること。絶望の希望にぐっとくるねこ。
薬漬け改造、インモラルな掟など変態設定が面白く、異常さがプリミティブな人間性
をあぶり出して考えさせられもし。アウトサイダーなはずの戸川純が全うに見えて
きて和んだり、常識人の松井周がむかついたり（元々お家芸か）。
アフタートーク 9:02-9:37PM（35）7割方居残り
寺本愛（イラストレーター）、松井周
松井 チラシのイラスト。未来的だけど懐かしい。瞳が人間ばなれ。
戸川純さんにぴったりと。イラストで作品のイメージをつかんだ。
涅槃にいる感じ。年齢を超えている。（世界について）50年先。差別禁止のため
恋愛禁止に。子供は作らないいけないと制度化。外でするのは野良交尾と言われる
50歳以上の親は捨てられるディストピア。楢山と逆に海へ。慣習のようで国が
行っていて、メディアが乗せられてブームに。台風の時にイイ波に乗れる、
「よし神」の所へ行けるという。
寺本 香川のお遍路さんから。昼でなく夜寝てるところ＝死に近くなっている。
心引かれるのは昭和。着古したファッション。（顔と眼）キャッチーなもので
ないと観てもらえない。古いものと未来のバランスをとって。
松井 身体に入れてるとか、未来と融合しているとか…の話。
寺本（演劇している？）チーム野営、プラスチックな感じのSF。
松井 人間が使うツールとか、身体に来ちゃう感じの話。演劇と農業活動。語尾に
だべをつけて柔らかくするとか。人の進化、人でないものが好きで、今回人間ぽく
書いてるが。性が消滅する世界がこないかなあと思っている。
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