＠小竹向原 アトリエ春風舎(2019/8/8-12 7ステージ)
全自由 予約3200円 当日(抽選制）3500円
作：ケラリーノ・サンドロヴィッチ 演出：山田由梨[贅沢貧乏]
企画：川面千晶[青年団]、菊池明明[ナイロン100℃]
舞台監督：河村竜也（青年団／ホエイ） 照明：伊藤泰行（真昼）
音響・音楽：金光佑実 制作：穐山奈未（青年団） 宣伝美術：山口洋佑
企画制作：川面企画／（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
出演： ご参考 初演 NYLON100℃ 6th SESSION 1995/11/26-12/13 21ステージ 内4ステージ 若手キャスト上演 THEATER/TOPS 2時間30分 ゼリグ ：大竹 直[青年団] みのすけ サニー ：川上友里[はえぎわ／ほりぶん] 今江冬子 シビル ：菊池明明[ナイロン100℃] 犬山犬子 ファイブ ：川面千晶[青年団／ハイバイ] 峯村リエ アイザック：串尾一輝[青年団／グループ・野原] 三宅弘城
2019/8/10(土)快晴 6:33-8:31PM(1'58）中段下手 客席超満員(55？人）
客層:男性過半数。おじさん多め。
客入れ:入口で冷たいお茶サービス。開場時20人超。パイプ椅子2、雛壇に椅子4列。
通路に追加あり。折り込みチラシ厚め。パンフ A5 3ページ。物販。チラシ画作家本
舞台監督・川村さん前説で軽く拍手。カーテンコール1回。
90年台KERA作品を若手演出、俳優陣で再演。
舞台。マットブラックの壁。手前にレースが掛かったダイニングテーブル、
奥にカウンタ〜脇に別部屋のドア、数段上がって玄関設定。踊り場に真っ赤な玉が
あり。下手壁際にソファ、ナイトテーブル、カバーが掛かったTVと電話機。
壁に傾いだグラフィックな絵の大小。
お話。荒廃した南の国から逃げてきた夫婦。しかし過去から逃げ切れず、未来は
五里霧中と陰々滅々、ディストピアの泥沼天国な一夜。
生真面目に描く奇譚、狂っても絶望してもまっすぐな登場人物達だから翻弄される感
強い、シリアスなコメディとし。粒立ちの良い役者ぞろいもまっすぐに取り組んでて
好感。酷い話を沈めることなく、狂騒を明るくすることなく、さじ加減上々。
間を詰めたスピーディな運びも○。
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