＠オンライン生配信（ザ・スズナリ）(2020/06/11 1ステージ)
1,000円 全夜通し券6000円
原作：白井喬二 脚色: 山中貞雄(1933年) 演出：長塚圭史 音楽：山内圭哉
http://shinroyal.com/
出演：
福田転球：阿地川盤嶽 あぢがわ ばんがく
大堀こういち(6役)：語り、三輪嘉五郎、たなやの若女房、木ノ津親分、
木ノ津親分の娘、三次の妹お時さん、追剥
山内圭蔵（9役）：劇伴、関屋猷之助、武富多平太、たなやの若主人、たなやの親父、
用心棒、医者竜伯、首吊り婆、正直忍斎、地主佐兵衛
長塚圭史(2役)：音響、馬子の三次、首吊り婆の娘
2020/06/11(木)雨 7:00-8:13PM(7/23/休17/26) 視聴230人？ 客席満席36人？
無観客ライブ配信から直前に観客を入れることとなり。雛壇に4席×9列？(3，4席×9列
でした）、客席と舞台間、役者間に透明の衝立を設置して、感染防止対策。
オープニング映像、大堀さんから企画と作品のこと前説。30分後に休憩8分と
フリートーク9分。カーテンコール1回？。
第二回公演がコロナ禍で延期、代替企画はバラエティに富んだ日替わり戯曲朗読。
第１夜は無声チャンバラ映画（フィルムは現存しないとか）より。
お話。所持する銘刀を愛する以外、純朴で正直な素浪人・盤嶽。出会う周囲の嘘に
翻弄され続けて有為転変。
多彩な嘘つき達にしてやられて、バカ可愛い主人公。それでも真っ直ぐさが変わら
ない快男児ぶりを演じる転球さん。背景の闇に青空が広がるよで素敵。
嘘つき中心に柔軟に絡んでお楽しみな、山内さん。ギター伴奏もしながらの
軽やかさで（嫌らしさとも）よし。弁士役なのでしゃべり続けで大変な大堀さん、
親父、娘と振れ幅大きく、楽しんでる感。照明操作、演出合図で出番は少ないけど
イイ声で地味に存在感ある長塚さん。機動力ある役者揃いで一気呵成にして、
心地好い読み切りとし。
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