生配信1000円 全夜通し券6000円 客席指定席3000円
http://shinroyal.com/
作：アントン・チェーホフ 訳：神西清 潤色：福田転球
演出：長塚圭史 音楽：山内圭哉
音響：藤田赤目 照明：野田治彦（ザ・スズナリ）
舞台監督：福渾諭志（ステージドクター）
音響操作：大園康司、常田千晴 動画配信：岩本剛、淮谷哲之、樋渡尚崇
Ｗｅｂ制作：鈴木拓 宣伝デザイン：山内圭哉 題字：福田転球
制作協力：熊谷由子 制作：笛木園子（fuetree） 企画・製作：新ロイヤル大衆舎
出演：
大堀こういち：語り、セレブリヤコーフ（大学教授）、
テレーギン（落ちぶれた地主）、マリーナ（年寄りの乳母）
福田転球 ：エレーナ（セレブリヤコーフの妻）
山内圭哉 ：ソーニャ（セレブリヤコーフ先妻の娘）、アーストロフ（医師）
長塚圭史 ：ヴォイニーツカヤ夫人（三等官の未亡人先妻の母）、ワーニヤ伯父さん
（その息子）
2020/06/12(金)曇 7:00-9:11PM(4/56/休14/57)中段上手 客席満員(30人) 視聴？人
客層：20-30才代中心、女性7割。
客入れ：観客をいれてライブ配信。3席と4席×9列。客席との間は距離をとった上に、
感染防止のため、アクリル板あり。客電が入ってる間は客席が映って、蜷川幸雄風。
透明度が高くて、開演中はアクリル板の存在、気にならず。
劇団テーマ曲、大堀さんから企画と作品のこと前説。休憩5分とフリートーク9分。
カーテンコール1回。
第二回公演がコロナ禍で延期、代替企画はバラエティに富んだ日替わり戯曲朗読。
第2夜はチェーホフ。稽古(当初ZOOM、後電話）に一番時間をかけた作品とか。
お話。19世紀ロシア、田園地方都市。義弟の出世がため、ワーニャは身を粉にして
領地管理。苦労が報われず、伯父ワーニャは愚痴三昧、義弟の妻エレーナへ過ぎた
恋の告白。ソーニャが片思いする医師アーストロフ（立川）とのこれまた危うい
関係を絡めて描く。
今回は劇場観劇。ひさしぶりのスズナリは、いいと改めて思うねこ。
はまる4人、うれし楽しい役者芝居合戦。ワーニャ・長塚さん、甘い声で愚痴吐き、
泣き虫、ダメ中年ぶりがラブリー。ソーニャとアーストロフ・山内さん、
両性具有で片思い完結の面白さ、器用にキャラ分け。大堀さん、気が利いたMC、
ギターとキャラ分け、メロメロドラマにいい風を通してくれて拍手。
エレーナ・福田さん、艶っぽい台詞回しと色っぽい所作で夫人熱演。第1夜の素浪人に
続き、よく動く超朗読・一人芝居で楽しませてくれ。
翌日、アーカイブ配信視聴。アップと引き、カット割りが案配よく工夫されていて、
二度目も楽しむことができたねこ。
