＠オンライン生配信＆劇場観劇(2020/06/14 1ステージ)
生配信1000円 全夜通し券6000円 客席指定席3000円
http://shinroyal.com/
作：森本薫(1944年 文学座初演） 演出：長塚圭史 音楽：山内圭哉
音響：藤田赤目 照明：野田治彦（ザ・スズナリ）
舞台監督：福渾諭志（ステージドクター）
音響操作：大園康司、常田千晴 動画配信：岩本剛、淮谷哲之、樋渡尚崇
Ｗｅｂ制作：鈴木拓 宣伝デザイン：山内圭哉 題字：福田転球
制作協力：熊谷由子 制作：笛木園子（fuetree） 企画・製作：新ロイヤル大衆舎
出演：
福田転球：北里柴三郎、柴三郎の娘・善子、梅本の妻・貞子
山内圭哉：柴三郎の妻・富子、喜多一郎(研究所所員）、
相良知安(ドイツ医学導入で功績）
長塚圭史：梅本清作（助手、柴三郎の愛弟子）
大堀こういち：語り、柴三郎の娘・善子(幼少期)、長谷川泰（内務省衛生局長、
衆議院議員）、相良知安の娘・ふみ、研究員一、研究員二、研究員三、
看護婦小森ほか、
2020/06/14(日)雨 3:00-5:19PM(5/50/休17/67) 視聴150？人 客席満員(35人)
客入れ：オープニグ映像、大堀さんから作品のこと。休憩9分とフリートーク8分。
カーテンコール1回。
第二回公演がコロナ禍で延期、代替企画はバラエティに富んだ日替わり戯曲朗読。
第4夜は「女の一生」「華々しき一族」で知られた森本薫の戦時中作品。
本公演では2年前の「富島松五郎伝」を上演予定だったとか。開演前トークでは
未練の言葉続き。
お話。世界的な業績を上げて帰国も、大学との軋轢から私立研究所を立ち上げざるを
得なかった北里柴三郎。国家、大学ら権力、防疫への認知不足ら社会の流れに
翻弄され、種々思惑が交錯する中、意思を貫いたその生涯。支え続けた妻と仲間、
友人達の姿をまじえて描く、評伝劇。
ライブ配信で観劇、セリフの応酬にマッチした映像とも堪能するねこ。
高みを目指しながら、広く心を配る人達。力強くて美しい精神の結晶のような作品。
新型コロナウィルス禍下に思い当たるとこはあり。そんな時事性より、なんとか
危機に立ち向かう精神の普遍のありよう、姿勢に心うたれ。
福田転球さん、惚れてしまいそうな格好良さ、スターさんの輝きやよし。
山内圭哉さん。見た目ではない、柔軟な役変わりが見事。長塚圭史さん。器用では
ない魅力。大堀こういちさん。奮闘ぶりに拍手、気が利いた一言コメントに笑い。
[月間一覧］