＠小竹向原 アトリエ春風舎（2020/09/26-10/04 11ステージ)
全自由 予約・当日共 一般2500円 高校生以下1000円
作：別役実(1968年） 演出：橋本清［ブルーノプロデュース、y/n］
音響・他：櫻内憧海（お布団）* 宣伝美術：得地弘基（お布団）
演出助手・当日運営：山下恵実（ひとごと。） *
制作：半澤裕彦 * *＝青年団
出演
新田佑梨[青年団] :女1
串尾一輝[青年団/グループ・野原]：男1（その屋の主）
畠山 峻[people太、円盤に乗る派]：女2（その妻）
2020/10/03(土）晴 2:00-3:17PM(1'17)最前列 客席ほぼ満員？(20？人)
客層:20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：開場時5，6人。感染対策。検温、手指消毒、チケットレス。
間隔を置いて、4列。折り込みパンフなし。カーテンコールなし。
別役実1968年作。
舞台。中央より下手に、キャンプ用椅子付きテーブル。クロームパイプのテント
枠組みのみの「家」すぐ外に白樺の電灯と拡声器がついた電信柱。柱はなぜか
中途で分断され。上手奥に脚立と蛍光灯。
お話。大晦日、雪の降る夜。その家では初老の夫婦が夜のお茶会準備中。突然、
市役所から紹介されてきたという女性がやってくる。
戦中／戦後の相容れない時代・時間を出会わせ、重ねていく力こぶ作品を、
内外の垣根のない透明な装置、声のみの弟ら音響工夫で増強。さらには
「マッチ売りの少女」の舞台自体も、過去のレイヤーにしてしまうという。
後半のシリアスな展開も、面白く観てしまうねこ。 ナイトムードの暗色の
照明がいい感じ。淡々とした会話劇だけど、役者はかっちりと好演好印象。
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