＠渋谷 Bunkamuraシアターコクーン(2021/11/03-28 30ステージ)
全指定 S席11000円 A席9000円 コクーンシート5500円
＠大坂 森ノ宮ピロティホール 12/4-12 10ステージ
作：藤本有紀 演出：松尾スズキ[大人計画]
音楽：渡邊崇 美術：池田ともゆき 照明：大島祐夫 音響：藤森直樹
衣裳：安野ともこ ヘアメイク：大和田一美 映像：O-beron inc.
振付：振付稼業air:man 歌唱指導：蔵田みどり 演出助手：大堀光威
舞台監督：足立充章 チーフ・プロデューサー：加藤真規（Bunkamura）、
長坂まき子（大人計画） 宣伝イラスト：ヒグチユウコ 宣伝美術：榎本太郎
宣伝協力：る・ひまわり
出演：
松たか子 ：来栖てまり（小説家）
神木隆之介：浅見鏡太郎（担当編集者）
小日向文世：エベネーザ・スクルージ(金貸し）
大東駿介 ：フレッド・ハニーウェル（スクルージの甥）
早見あかり：モンナ・ハニーウェル（フレッドの妻）
皆川猿時 ：ディック・ウィルキンス（資産家）
筒井真理子：イザベル・ウィルキンス（ディックの妻）
村杉蝉之介：ボブ・クラチット（スクルージの書記）
坂井真紀 ：ベス・クラチット（ボブの妻）
川嶋由莉 ：ティム・クラチット（ボブの息子）
小松和重 ：刑事
菅原永二 ：ルンペン
宍戸美和公：エマ（洗濯屋）
少路勇介 ：ジミー（掃除屋）
片岡正二郎：牧師
オクイシュージ：編集長
2021/11/9（火）雲 6:00-9:08PM(80/休20/88)1F前方より 客席満員（700人？）
客層:20-30才台の女性最多。
客入れ:感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。当日パンフなし。
物販。パンフ A4縦 1800円。カーテンコール3回後規制退場。
放映中の朝ドラら作家・藤本有紀新作を、松尾スズキが演出。
舞台。石造りの橋梁、後方に同建物。下段が作家のマンションら持ちこみ式で展開。
お話。鳴かず飛ばずの10代向小説作家が一念発起、ミステリー小説をとぶち上げるが
たちまち追い詰められてしまう。で、書き始めたのは、ディケンズのクリスマス
キャロル翻案の出鱈目ミステリーで。
演劇は自由で楽しいと改めて。役者に愛嬌があればなおのこと。作家の勝手で世界が
変わる、物言う編集なんのその。常識と非常識で後者が勝つ、痛快無比。藤本有紀
さんって、こんなのも書けるんだとこわ面白い驚き。出鱈目だけど、トラウマの鎖、
呪いを晴らすの志、作家の矜持で物語に一本筋を通し。不安への共感は、観客にも
伝わるところ。童話の本は閉じれば味気ないものだけど、悪くない余韻があるのは
それ故かしら。オールマイティ・松たか子さんが無双。旧知の愉快な面々。小松さん
周辺の面白が、サモ・ アリナンズしてたのが嬉しいねこ。
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