＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2022/01/07-15 8ステージ）
全自由 前売2900円 当日（当日精算）3500円
ウエア、ハワワ 通し上演5900円 当日（当日精算）7000円
原作・美術：池田亮 音楽：額田大志 演出：小野彩加、中澤陽
音響・照明：櫻内憧海 舞台監督：鐘築隼 保存記録：植村朔也
当日運営：渚まな美 制作：花井瑠奈
出演：
荒木知佳：須田学（映像配信会社ディレクター）
古賀友樹：岡正樹（須田の元同僚）
2022/01/09(日)晴 1:01-2:15PM(1'14)最前方下手 客席満員(40人)
客層：2世代、男性7割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、一方通行導線。雛壇に椅子6列。次第埋まり。
当日パンフじゃないけど、架空の地方新聞「早朝新聞」折り込み。カーテンコール1回。
舞台。ロビーと舞台上と天井面に、ユニコーンのファンシー空気人形。正面大スク
リーン。下手、手前に配管、床にボルダリングのボルダーが沢山。
お話。須田のもとに元同僚の岡から奇妙なメールが送られてくる。冗談めかした
やりとりの内、埼玉のヤニクという町で、薬物栽培をしていたニコンロという男性と
岡の関係が浮かび。ニコンロにバッドトリップさせられた岡は、夢幻世界のナミと
2人で出会ったのだという。事の真偽を確かめるべく、須田はヤニクに向かうが、
岡の世界に取り込まれてしまう。現れては消える、無意識下の存在「メグハギ」を
巡って目くるめく体験をすることになって。かな。
と書いたけど、トリップや憑依!?を繰り返し、虚実のない交ぜで飛んでいく展開で、
とっても物語なんだけど、なんだか判らないという。そこを平文語りな通常演劇の
枠を越えた趣向でして、ここでないどこかに連れていかれる素敵体験とし。
ダンスめくあるいは楽器演奏のような身体性豊かな演技、当意即妙の照明、音響の
効果、そしてトリップ映像。とりわけ、役者自身の動きと発話が自由自在に変調して
いくのが凄くて、変化し続ける展開と合致してって、不思議と飲み込めたねこ。
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