＠初台 新国立劇場小劇場 THE PIT（2022/05/06-22 18ステージ)休演5/10,17
全指定 プレビュー A席5500円 B席2200円 本公演 A席7700円 B席3300円 Z席1650円
＠穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール 5/28-29 2ステージ
＠兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 6/5 1ステージ
＠岡山市立市民文化ホール 6/11 1ステージ
作：ケネス・ロナーガン 翻訳：浦辺千鶴 演出：桑原裕子[KAKUTA]
美術：田中敏恵 照明：宮野和夫 音響：島貫 聡 衣裳：半田悦子
ヘアメイク：林みゆき 演出助手：和田沙緒理 舞台監督：野口 毅
出演：
中村蒼：ジェフ（マンション警備員）
板橋駿谷[ロロ]：ウィリアム（ジェフの上司）
岡本玲：ドーン(見習い警察官）
瑞木健太郎[演劇集団 円]：ビル（警察官）
2022/05/13(金)雨 7:01-9:54PM(81/休16/75)前方中央 客席7割(250人)
客層：ベテラン中心、男性7割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。当日パンフ 配役表1枚。
物販。パンフ B5 800円。カーテンコール2回後規制退場。
2001年オフ・ブロードウェイ初演。今回日本初演。
舞台。緑レンガ壁、両開きのガラス戸、植え込みらあるリアルエントランス。
上手に紅葉の立木1。廻してロビー内、エレベータ、守衛デスク、テーブルと椅子、
喫煙者用椅子あり。背景にマンション窓群。
お話。人生の意味を見いだせず、警備員として過ごす若者が、上司や見回りにくる
女性警察官の苦境を垣間見て、思わず口を滑らせ、トラブルを巻き起こしてしまう。
格差など社会問題を背景に、それぞれの正しさが交錯する舞台。
正しさが一つじゃないことに直面した登場人物達の揺れ、葛藤が見所。2時間超を
絶え間なく交わす会話劇。特異なシチュエーション、しかも翻訳ものぽさを残すけど
言いよどみ、言葉にならない演技で共感できる生っぽさを現し。正義と実情、表と裏
両面を細かに、鋭くも優しい眼差しで描いてて好感をもつねこ。役者みな巧み、計算
高さを感じさせないとこが○。
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