＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター（2022/05/11-24 15ステージ)
全指定 一般 S席7500円 A席5500円 高校生以下 S席3750円 A席2750円
U24 S席3750円 A席2750円 友の会会員割引 S席7000円 A席5000円
せたがやアーツカード会員割引 S席7300円 A席5300円
＠兵庫 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 5/28-29
＠愛知 春日井市民会館 6/4-5
＠長野 まつもと市民芸術館 主ホール 6/12
＠福岡 福岡市民会館 大ホール 6/16
＠島根 島根県民会館 大ホール 6/19
原案：江戸川乱歩 作・演出：倉持 裕[PPPP] 音楽：斎藤ネコ
舞台美術：二村周作 照明：杉本公亮 音響：高塩顕 衣裳：太田雅公
ヘアメイク：宮内宏明 映像：横山翼 舞台監督：橋本加奈子、鈴木章友
演出助手：相田剛志 宣伝美術：相澤千晶
出演：
倉科カナ：浅葉勢（松成家に身を寄せている女流作家）
大空ゆうひ：松成園（資産家・松成千代吉の後妻）
江口のりこ[劇団東京乾電池]：仁村真澄（松成家女中）
福本莉子：松成晶（あきら 千代吉の一人娘）
梶原善：六田梅次郎（代議士）
正名僕蔵[大人計画]：坂口三紀夫(精神病院・院長）
千葉雅子[猫のホテル]：西民子（精神病院・看護婦）
池谷のぶえ：泉原初子（園の姑。千代吉の妹）
粕谷吉洋：天野潮(探偵。坂口の病院を怪しんでいる）
堀井新太：河合信也（電燈工夫）
2022/05/19(木)晴 2:04-4:07PM（2'03）1F中段下手 客席1Fほぼ満員（400人）
客層:ベテラン男女と20-30才台女性。会話が止まらない1組あり。
客入れ:感染対策。手指消毒、検温、セルフもぎり。入口に転売チケット座席番号と
入場禁止の掲示あり。当日パンフなし。物販。パンフ B5 1500円。カーテンコール3回
後規制退場。
コロナ禍で初日直前に中止となった舞台のリベンジ公演。お勢登場に次ぐ第２弾。
舞台。大格子戸の一面、1，2階とも部屋ブロックや階段が可動式。大屋敷の迷路な
絵面を見せ。映像は周囲景色や奥部屋の様子など。
お話。大正末期。資産家の支持を得ようとして辱めを受けた代議士と、ＤＶ被害者
でもある資産家の妻が結託。資産家を狂人に仕立てあげ、病院送りして財産のっとり
を計画する。協力者を得て、計画通りに実施まもなく、思わぬ惨劇が起きる。
それまで成り行きを見守っていた居候のお勢だが、自身悪人としてどうにも納得が
いかず…。
惨劇の顛末を描く心理劇。説明的な場を設けず、悪戯に重くせず、さらり。修羅場で
あえて脱力、笑いを添えたり、KERAのタッチ彷彿。物語というよりその場の人のあり
さまをどう見せるかの面白みあり。影絵使い、稼働装置での絵面の見せ方がユニーク。
登場人物と重ねて、俳優を良く見せていく、もとより出来て個性ある人ばかりなので
楽しいところ。タイトルロールお伊勢・カナさん。凛として逞しさを感じさせて、
かっこいい。
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