＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター（2022/11/03-20 23ステージ）
全指定 S席(1階席・2階席) A席(3階席) 一般 S席／補助席 8500円 A席6500円
高校生以下、U24 S席／補助席 4250円 A席3250円
友の会会員割引 S席／補助席8000円 A席6000円
せたがやアーツカード会員割引 S席／補助席8300円 A席6300円
＠兵庫 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール 11/26-27
＠宮崎 メディキット県民文化センター（宮崎県立芸術劇場） 演劇ホール 12/3-4
＠愛知 刈谷市総合文化センター 大ホール 12/10-11
＠長野 まつもと市民芸術館 主ホール 12/16-17
作：松田正隆（初演1998年 青年団プロデュース＠青山円形劇場） 演出：栗山民也
美術：二村周作 照明：服部基 音楽：国広和毅 音響：井上正弘 衣裳：前田文子
ヘアメイク：鎌田直樹 方言指導：柄澤りつ子 演出助手：須藤黄英
舞台監督：田中直明 芸術監督：白井晃 宣伝美術：相澤千晶
主催：公益財団法人せたがや文化財団 企画制作：世田谷パブリックシアター
後援：世田谷区
出演：
田中圭：小浦治（失業中の男）
西田尚美［鈍牛倶楽部］：小浦恵子（治の妻。別居中）
松岡依都美［文学座］：川上阿左子（治の妹。水商売、雇われママ）
山田杏奈：川上優子 （阿左子の娘。高校未進学）
粕谷吉洋：持田（治の元同僚。再就職した）
尾上寛之［鈍牛倶楽部］：陣野（治の元同僚。職決まらず）
三村和敬：立山（コンビニのアルバイト学生）
深谷美歩：茂子（陣野の妻）
2022/11/15(火)曇 7:00-8:57PM(1'55)1F最前方 客席ほぼ満員(720人)
客層：20-30才代女性8割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。当日パンフなし。物販。パンフ B5 1500円
ポスター1000円 カーテンコール3回、3回目はお約束スタンディング。
色々な劇団、演出で上演されてきた作品。
舞台。やや八百屋の畳舞台。手前に四角い座卓。上手に茶箪笥。手前に扇風機。
中程両袖よりに高く柱2。下手奥に裸の階段。その中央奥に大きくスリット窓。
両袖に黒く焼けただれた壁、上手下にガレキ。下手側は上方に隣室設定の小スリット
窓あり。最前方席だと結構見上げる形となり。
お話。失業、破産、離別ら生きづらさを抱えた人達を、長崎の記憶と問題、崩壊した
家族から描く。
台本にそったシンプルな上演、他公演と大きな差異はない印象。微に入り細に入りの
演技で応える役者。田中圭さん、白河夜船に乗船寸前、垣間見える愛嬌に微笑み。
山田杏奈さん、痛ましさ、逞しさの混交。間が、言葉より物語る味わいのアンサン
ブル。見てるだけでヒリヒリとして堪らない中、不器用さ故のおかしみが、砂漠に
オアシス。空間演出にこだわり。静寂を醸すピアノ単音・音楽。スリットから見える
光、朝は曇った白、昼夜問わずの赤褐色は朝日のような夕日のような不明の連続。
光と空間を題材にしたタレルの美術作品みたい。
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