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＠池袋 東京芸術劇場 シアターイースト（2022/07/07-17 10ステージ）
全自由(整理番号付き）予約・当日共一般4000円 プレビュー公演3000円
高校生以下2000円
作・演出：伊藤毅 照明：伊藤泰行 音響：泉田雄太 舞台美術：谷佳那香
小道具・衣装：石原朋香 チラシ装画：赤刎千久子 宣伝美術：フルタヨウスケ
制作：河野遥（ヌトミック） 制作補佐：眞砂麻衣 舞台監督：中西隆雄、
鳥巣真理子
出演：
豊田可奈子 ：高木雪乃（長女。軽度の知的障がいを持つ。）
とみやまあゆみ［演劇ユニット鵺的］：大越月遥（次女。結婚し、大越に。）
緑川史絵［青年団］：高木花澄（三女）
海老根理 ：綿引慎也（引っ越し業者1。腰痛持ち。）
清水緑 ：山本由香里（引っ越し業者2。）
佐藤滋［青年団］ ：山本康介(引っ越し業者3。会社社長。由香里の兄。）
辻響平［かわいいコンビニ店員飯田さん］：大越常之（月遥の夫。大学助教。）
岡野康弘［Mrs.fictions］：佐渡正志（雪乃のボーイフレンド。）
赤刎千久子［ホエイ］：松平幸子（三女の友人。ペンネーム松平ウサギ。）
井上みなみ［青年団］：小篠美香（授産施設「のぞみの会」職員。）
藤尾勘太郎 ：笠島清剛（大越の助手。大学院生。）
藤谷みき［青年団］ ：高木真弓（すでに亡くなっている。花澄の幻覚。）
2022/07/10(日)晴 12:30-2:59PM(1'55)前方上手 客席9割？(200人)
客層：2世代、20-30才代中心、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。開場時30人ほど。最前F列。
開場時から板付き。当日パンフ A5 3ページ。カーテンコールなし、終演アナウンス
のみ、その後も舞台は継続。
2019年9月初演＠アトリエ春風舎。ほとんどのキャストを入れ替えて、改訂再演。
舞台。離れのような和室10畳間、ちゃぶ台、座蒲団、カラーボックス、ローチェア。
正面勝手口のある板塀。下手から玄関、上手からさらに右手と奥側に渡り廊下。
お話。三人姉妹、親は既に亡く、知的障害をもつ長女と三女が実家暮らし。次女は
結婚し、今日は新居へ引越の日。その初っ端からトラブルが発生して中断中。
人生いろいろというが、登場人物の数だけキツイのがありすぎ。しがらみから逃れ
たくて1人に、あるいは誰かと結びつきたい。孤独のありように、今の世界の問題が
伴って溢れんばかり。広く深く描いて、受け止めきれない、整理なんかできない、
しちゃいけないと折々で感じ入り涙しながら観るねこ。終演しないエンディングは
観客の今に繋げて、珍しくて忘れがたい。役者さんって凄いとまた思い。長女・豊田
可奈子さんには胸を打ち抜かれる時が一度ならず。
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