＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2022/04/01-24 23ステージ）
全自由 予約・当日共 一般3000円 26歳以下2000円 18歳以下1000円
＠豊岡 江原河畔劇場 2/19-27 10ステージ
作・演出：平田オリザ 舞台美術：杉山 至
舞台監督：［江原公演］武吉浩二（campana） 今井康平（campana）
［東京公演］中西隆雄 舞台監督補：［東京公演］三津田なつみ
照明：西本 彩 衣裳：正金 彩、中原明子 宣伝美術：工藤規雄＋渡辺佳奈子、
太田裕子 宣伝写真：佐藤孝仁 宣伝美術スタイリスト：山口友里
制作：金澤 昭、赤刎千久子 企画制作：青年団、（有）アゴラ企画・
こまばアゴラ劇場 主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
出演:
人院患者・絵描き 西岡隆 ：吉田 庸
面会人 上野雅美 ：村田牧子
人院患者・絵のモデル 前島明子 ：南風盛もえ
半年の人院患者 村西康則 ：木村巴秋
面会人 大島良子 ：瀬戸ゆりか
大島良子の友達 佐々木久恵：田崎小春
四年目の人院患者 福島和夫 ：中藤 奨
面会人 鈴本春男 ：串尾一輝
面会人 藤原友子 ：和田華子
面会人 坂口徹子 ：井上みなみ
人院患者・妹 吉沢貴美子： 山田遥野
兄 吉沢茂樹 ：松井壮大
新しい人院患者 本間 ：倉島 聡
医者 松木 ：大竹 直
看護人 藤沢知美 ：南波 圭
看護人 川上俊二 ：島田曜蔵
＞参考 再演と3演 99年若手公演 無隣館公演の配役
2022/04/04(月)雨 7:30-8:13PM(73)中段中央 客席ほぼ満員(40人)
客層：大人より3世代。シニア層結構。男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。開場時10人ほど。4，5列、椅子追加あり。
当日パンフ B5 3ページ。物販。上演台本、クリアファイル。カーテンコール2回後、
規制退場。
1991年初演、久々の上演。
舞台。サナトリウムのラウンジ。ガラステーブル、四方に赤いベンチ。正面壁は
山型の9段の棚。文庫本、観葉植物、雑貨類。両壁は波形のすだれ状。天井から
シーリングファン（劇中、リモコン操作）。下手が玄関ホール、上手が病室に
繋がる設定。
お話。死に至る不治の病、緩慢な進行を高山の療養所で過ごす若者達。友人知人、
恋人達が訪ねて賑わうが、誰も彼も死の影を意識せずには居れない。
嫌な感じが強まって、インパクト大な再演、素晴らしい。時節柄もあるけど、
生々しく、より精緻となった演技、演出によるところと思われ。見えないけど確かに
ある死が、生が強まった分高まり、両者の淡いに陰影プラスというか。中心人物の
1人福島さんと周囲が取りわけ。また病んでる印象の患者さんが増えたこともあり。
若手中心のキャストがなによりこの作品に合い、残酷さを増してて堪らないねこ。
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