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 青年団リンク キュイ「あなたたちを凍結させるための呪詛」

 @小竹向原 アトリエ春風舎(2022/10/21-31 9ステージ)
 全自由 一般 前売2500円 当日3000円 U25(前売・当日ともに) 2000円
 高校生以下(前売・当日ともに) 1000円

 脚本:綾門優季 演出・出演:松森モヘー
 演出助手:升味加耀(果てとチーク/青年団)
 舞台監督:水澤桃花(箱馬研究所)、青木望華 
 舞台美術:松森モヘー(中野坂上デーモンズ) 宣伝美術:間宮きりん
 制作:黒澤たける 制作補助:込江芳(青年団)、半澤裕彦(青年団)
 企画制作:キュイ/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場

 2022/10/25(火)晴 7:34?-8:09PM(35?)中段下手 客席超満員(40人)
 客層:20-30才代最多、男性過半数。
 客入れ:感染対策。検温、手指消毒。整理券は戯曲全文へのQRコード付き。
 雛壇にパイプ椅子4,5列。通路に補助椅子だし。当日パンフ A5 3ページ。
 カーテンコール1回。

 面白い組み合わせでの上演。しあわせ学級崩壊のリーディングでもタッグ組んだよし。
 舞台。一人暮らしの調度品点在。ノートパソコンと机、ヒーター、冷蔵庫、姿見鏡、
 ローチェア。ほか、脚立、ベンチ、箱馬組オブジェら。個々と床に電球の灯火設え、
 闇に浮かばせ。
 お話。コロナに感染したと聞いて、上司は不平を言うばかり。理不尽な状況で心が
 風邪を引いた女性の踏み外しに至るモノローグ。

 閉塞感、鬱屈からの悪意、無為の罪を描く。感情が削がれたかのように淡々と語り、
 痛々しく、心沁み。ミニマムだけど、今の世界を映しているよう。性差を超え、
 装わない有り様が普遍的。美術が儚く慎ましくあって、心理に寄り寄り添った感。
 

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