＠初台 新国立劇場 小劇場（2022/11/02-20 15ステージ）
全指定 A席7700円 B席3300円 Z席1650円
作：須貝英[monophonic orchestra] 演出：稲葉賀恵[文学座]
美術：池田ともゆき 照明：杉本公亮 音響：星野大輔 衣裳：半田悦子
ヘアメイク：高村マドカ 演出助手：城田美樹 舞台監督：福本伸生
演出部：小川亘、森正夫、多部直美 美術助手：久保田悠人
方言指導：佐藤みゆき プロンプ／稽古場代役：照井健仁、日沼りゆ
出演：
村岡希美[ナイロン100℃／阿佐ヶ谷スパイダース]：伊川泉
藤野涼子 ：高橋明結（泉の娘）
岡田義徳 ：佐東藤衛（大学図書館職員）
大石将弘[ままごと／ナイロン100℃]：伊川拓馬（泉の夫）
久保酎吉 ：伊川実（拓馬の父）
つかもと景子：伊川美由紀（拓馬の母）
2022/11/12(土）晴 1:00-2:56PM(1'55)最前方 客席4割（160人）
客層:2世代、男性過半数かな。
客入れ:感染対策。手指消毒、検温。最前B1～14列の通常席。Z席バルコニー満席。
当日パンフ 写真付き配役1枚。物販。パンフ B5 800円。カーテンコール2回後、
後方から規制退場。
ロンドンのロイヤル・コート劇場と新国立劇場との劇作家ワークショップから
生まれた新シリーズ第１弾。
舞台。調度と、すかし壁越しの場所の書き割り写真のみ。下手から、事務机と置き台、
コンビニレジ、その屋のちゃぶ台と茶箪笥。
お話。閑古鳥のコンビニ。営む老いた義理親の家に夫亡き後、住み続ける妻。
一人娘が独立するまでとのことだが、離れ難い理由がある。
労働災害の現実と、残された者の贖罪の念を背景、距離を詰めながらも、糾弾また
救済には走らない。優しい人の温かい血が通った、ムードでなく、細やかで解像度の
高い実のある舞台とし。親近で心沁みるねこ。空間演出が立体的、時間と場を超えて
通う様をよく描き、さりげなくも鮮やか。久々にみた久保さん。気さくで心根の良さ
がよく知られ、改めて好きになったねこ。
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